
Bybitの手数料は高いの?

Bybitで発生する手数料と、安くする方法が知りたい!
こんにちは、バスタニです。
海外取引所は取引の種類が多く、その分手数料が複雑でわかりにくかったりしますよね。
しかし、Bybitの手数料は全部で5種類となり、いずれも手軽に確認することが可能です。
また、独自トークンの保有量や取引高によって手数料が変動することもないので、初心者にもわかりやすいと言えます。
ただし、取引によって発生する手数料が異なるほか、何も考えずに取引すると手数料が高くなってしまう場合があるので注意が必要です。
そこで今回は、Bybitで発生する手数料と、手数料を安くするポイントをご紹介します。
この記事を読めば、手数料を抑えた賢い取引ができるようになりますよ!
Bybit(バイビット)で発生する手数料
Bybitで発生する手数料は以下の5種類です。
とはいえ、Bybitでは取引によって発生する手数料が異なるため、実際に発生するのは1〜2種類です。
いずれの手数料も簡単に確認できるほか、一般的もしくはやや割安となっているので、初心者でも手数料を抑えて取引することができます。
- 取引手数料
- 出金手数料
- 資金調調達率(無期限)
- 決済手数料(先物)
- 両替手数料(デリバティブ)
Bybit(バイビット)の取引手数料
Bybitの取引手数料は「デリバティブ取引」と「現物取引」で異なります。
ここでは、各取引ごとの取引手数料を見てみましょう。
現物取引
現物取引の手数料はメイカー・テイカーともに0.1%となっており、1回の取引につき2回(注文・決済)発生する仕組みです。
取引手数料 = 約定数量 × 取引料金レート
メイカー | テイカー | |
すべての通貨ペア | 0.1% | 0.1% |
無期限契約
Bybitの無期限契約には「USDT無期限」と「インバース無期限」の2種類がありますが、取引手数料はどちらも同じです。
メイカー(指値注文)はマイナス手数料となり、報酬として手数料を受け取ることができます。
取引手数料 = 注文価額 x 取引手数料率
注文価額 = 数量 ÷ 執行価格
メイカー | テイカー | |
すべての通貨ペア | -0.025% | 0.075% |
先物取引
先物取引の取引手数料は、無期限契約と同じです。
メイカー(指値注文)はマイナス手数料となり、報酬として手数料を受け取ることができます。
取引手数料 = 注文価額 x 取引手数料率
注文価額 = 数量 ÷ 執行価格
メイカー | テイカー | |
すべての通貨ペア | -0.025% | 0.075% |
Bybit(バイビット)の出金手数料
Bybitの出金には出金手数料がかかります。
手数料は通貨によって異なり、1回単位で発生する仕組みです。
以下は、人気通貨の出金手数料になります。
通貨 | 出金手数料 |
BTC | 0.0005 BTC |
ETH | 0.005 ETH |
USDT | ERC20;10 USDT TRC20:1 USDT |
ADA | 2 ADA |
BCH | 0.01 BCH |
EOS | 0.1 EOS |
JASMY | 141 JASMY |
LTC | 0.001 LTC |
SHIB | 94,825 SHIB |
XRP | 0.25 XRP |
DOGE | 5 DOGE |
Bybit(バイビット)の資金調調達率(無期限契約)
資金調達率とは、永久先物市場と現物価格の差額を調整する仕組みのことで、無期限契約のみに発生する手数料です。
無期限契約では、保有しているポジションによって手数料の支払い・受け取りが発生します。
ロング | ショート | |
市場が強気のとき | 支払い | 受け取り |
市場が弱気のとき | 受け取り | 支払い |
Bybitでは1日3回のタイミングで資金調達料が発生し、買い手と売り手の間で支払い・受け取りが行われます。
Bybit(バイビット)の決済手数料(先物)
決済手数料は先物取引のみに発生する手数料で、ポジションを決済する際に徴収されます。
決済手数料 = 注文価額 x 0.05%
決済手数料 | 0.05% |
Bybit(バイビット)の両替手数料
Bybitには、保有している通貨と他の通貨を手軽に交換できる両替機能があります。
両替機能を使えば、わざわざ通貨を売ったり買ったりする必要がなくなるので、とても便利です。
ただし、交換の際には通貨ごとに手数料が発生します。
通貨 | 両替手数料 |
BTC | 0.1% |
ETH | 0.1% |
EOS | 0.1% |
XRP | 0.5% |
USDT | 0.1% |
Bybit(バイビット)と他取引所の手数料を比較
Bybitには5種類の手数料がありますが、他の取引所と比べるとどうなのでしょうか。
ここでは、Bybitとその他人気取引所の手数料を比較してみました。
取引手数料 | 出金手数料 (BTC) |
資金調達料 | 決済手数料 | 両替手数料 | |
Bybit | メイカー: -0.025% テイカー: 0.075% |
0.0005 | ◯ | 0.05% (先物のみ) |
0.1〜0.5% |
BINANCE | メイカー: 0.02% テイカー: 0.04% |
0.0005 | ◯ | ー | 無料 |
MEXC | 一律0.2% | 0.0005 | ◯ | ー | ー |
Coinbase | 1.99% | 99〜330円 | ー | ー | ー |
OKEx | メイカー: 0.02% テイカー: 0.05% |
ー | ◯ | ー | ー |
トータルで見るとBybitは手数料の種類が多いといえます。
しかし、取引手数料がマイナス(受け取り)なのはBybitのみであるほか、決済手数料・両替手数料は必須でないことを考えると、Bybitの手数料は他の取引所と比べて割安であると言えるでしょう。
Bybit(バイビット)の手数料を安くする方法
Bybitには、独自通貨の保有量や取引量に応じた手数料の割引制度がありません。
そのため、初心者から上級者まで同じだけの手数料が発生しますが、ちょっとした工夫で手数料を安く抑えることができるので、ぜひ実践してみてください。
1.指値注文をする
Bybitはメイカー手数料がマイナスとなっているため、指値注文をすれば手数料を受け取ることができます。
そのため、特別な理由がない限りは指値注文をするのがおすすめです。
2. ボーナスキャンペーンを活用する
Bybitでは豪華なボーナスキャンペーンを随時開催しています。
キャンペーンの内容は時期によって異なりますが、なかには「手数料無料キャンペーン」もあるため、こういったタイミングを狙って取引するのも良いでしょう。
それ以外にも、入金ボーナスや季節のイベントなどでボーナスを獲得すれば、取引をかなりお得に楽しむことができます。
Bybit(バイビット)の手数料 まとめ
今回は、Bybitの手数料についてご紹介しました。
Bybitの手数料は以下の5種類となり、取引の種類や通貨ペアによって発生する手数料が異なります。
- 取引手数料
- 出金手数料
- 資金調達料(無期限契約)
- 決済手数料(先物)
- 両替手数料
Bybitは手数料の種類が多めですが、他の取引所と比べてやや割安です。
また、指値注文やボーナスキャンペーンをうまく活用すれば手数料をさらに安く抑えることができるので、コストを抑えたい人はぜひ参考にしてみてください。
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