プログラミングを学びたいけど、何十万円もかけて学ぶのは抵抗がある…。
プログラミングって独学でも学べる?
こんにちは、バスタニです。
これからの時代、エンジニアの需要は高まる一方だと言われていますよね。
そのため、プログラミングの勉強を始める人はとても多いです。
しかし、プログラミングスクールに行くとなると「お金」と「時間」がかかるので、なかなか踏み出せない…というのが現状ではないでしょうか。
そこで今回は、プログラミングの独学におすすめの無料サイトをご紹介します。
この記事を読めば、プログラミングの基礎や考え方などを独学でしっかり学ぶことができますよ!
プログラミングの独学で無料サイトを利用する3つのメリット
プログラミングの主な勉強方法は「スクール」「書籍」「ネット」の3種類です。
それぞれ違ったメリット・デメリットがありますが、ここでは無料の学習サイトを利用するメリットについて見ていきましょう。
メリット1. 無料で勉強できる
プログラミング学習サイトのメリットは、何といっても費用が抑えられるということ。
ネット上には無料で利用できるプログラミング学習サイトも多く、お金をかけずにある程度の知識を身に付けることができます。
また、有料の学習サイトもありますが、スクールのように何十万もするサイトは少ないですし、「読むだけ」の書籍と比べて使い勝手も◎です。
メリット2. わかりやすい
プログラミング学習サイトは「初心者」を対象としているものも多く、とてもわかりやすいのが特徴です。
初心者がつまづきやすいポイントをまとめていたり、複雑でわかりにくい部分は別のものに例えて解説したりと、わかりやすい工夫がされているんですね。
また、古い情報はアップデートされているので、いつでも最新の情報を学習することができます。
メリット3. 環境構築が不要
プログラミングをするうえで必ず必要になるのが環境構築です。
当然ですが、普段使っているテキストにコードを書いても何も動作させることができません。
そのため、コードを書くためのティストエディタや、コードを変換するコンパイラが必要になります。
しかし、環境構築は初心者にとってやや複雑で、環境構築の段階で挫折してしまう人も少なくありません。
その点、プログラミング学習サイトはすでに環境構築されているケースが多いため、すぐにプログラムを書くことができます。
プログラミングの独学に利用する無料サイトの選び方
ネット上には、プログラミングを無料で学習できるサイトがたくさんあります。
ですが、学習できる言語や内容はピンキリ。
そのため、無料サイトでプログラミングを勉強する際は、自分に合ったプログラミング学習サイトを選ぶことが重要です。
1. 学習したい言語があるか
学習できる言語は、プログラミング学習サイトによって異なります。
なかには「Pythonだけ」などのように、1つの言語に特化したサイトもあるので、必ず言語を確認しましょう。
学習したい言語がまだ決まっていない場合は、「自分がどんなものを作りたいのか」を考えると、学ぶべき言語が見えてくるはずです。
2. 自分にとってわかりやすいか
どんなに質の高い学習サイトであっても、内容が理解出来なければ意味がありません。
また、内容が難しい場合も理解するまでに時間がかかりますし、場合によっては間違った知識を覚えてしまう可能性もあります。
そのため、自分がちゃんと理解できるサイトを選ぶことが大切です。
3. 学習方法が最適か
プログラミング学習サイトには、動画を使ったサイトやスライド形式で進んでいくサイト、ゲーム感覚で学べるサイトなど、さまざまな学習方法があります。
「どれが良い」というものではないので、自分の学習スタイルに合ったものを選ぶのがおすすめです。
プログラミングの独学におすすめの無料サイト8選
ここでは、数あるプログラミング学習サイトの中からおすすめのサイトを8つご紹介します。
これらのサイトは完全初心者から中級者向けとなっていて、知名度・信頼性・内容の質が高いサイトです。
実際の利用者も多いので、ぜひ自分が使いやすいサイトを見つけてみてください。
1. Progate
学習可能言語 | HTML/CSS/JavaScript/JQuery/PHP/Ruby/Ruby on Rails/Java/Python/Sass/Go/React |
料金 | 初級編のみ無料 (それ以降は月額1,078円) |
難易度 |
初心者向け |
学習形式 | スライド形式 |
環境構築 | 不要 |
Progateは、「プログラミング学習の登竜門」といわれるほど有名なプログラミング学習サイト。
ユーザー数は140万人を超えていて、とにかくわかりやすいのが大きな魅力といえるでしょう。
基本知識を学ぶ → 実際にコードを書いてみる、という流れになっていますが、文字が少ないのでサクサク進めることができます。
また、自分のコードと正しいコードの比較ができるので、どこをどう間違えたのかが一目瞭然です。
- スマートフォンでも学習したい人
- 早くコードを書いてみたい人
- プログラミング学習を手軽に始めたい人
- プログラミングがどんなものか知りたい人
2. ドットインストール
学習可能言語 | HTML/CSS/Java/JavaScript/Ruby/ PHP/Swift/C/Go |
料金 | 一部無料 (有料会員は月額1,080円) |
難易度 |
初級〜中級者向け |
学習形式 | 動画視聴 |
環境構築 | 必要 |
ドットインストールは、1回3分の動画を見ながら学習していくプログラミング学習サイト。
授業数はかなり豊富で、2021年3月現在では448レッスン・6,478本の動画が配信されています。
学習内容も、ホームページの作り方や簡単なゲーム作成、アプリ開発などさまざまなので、自分に合った講座を見つけることができるでしょう。
環境構築の必要がありますが、これも講座で学習しながら構築できるので安心です。
- 環境構築をしたい人
- 実践に近い状態で学習したい人
- 隙間時間を使って勉強したい人
- 実際にモノづくりをしたい人
3. paizaラーニング
学習可能言語 | C言語/HTML・CSS/Java/JavaScript/SQL/ PHP/Python3/Ruby |
料金 | 一部無料 (有料プランは月額600円〜) |
難易度 |
初心者向け |
学習形式 | 動画視聴 |
環境構築 | 不要 |
paizaラーニングは、エンジニアの就職・転職サービスでお馴染みの「paiza」が運営している学習サイト。
ドットインストール同様、1回3分の動画を見ながら学習していくスタイルになりますが、paizaラーニングではスキルチェックができます。
スキルチェックはD〜Sまでの5段階評価となっており、希望する場合は志望企業へ自分のソースコードを送ることも可能。
そのため、エンジニアへの就職・転職を目指している人におすすめです。
- エンジニアを目指している人
- プログラミングを手軽に勉強したい人
- 隙間時間に勉強したい人
- 学習内容を就職や転職に活かしたい人
4. ミニツク
学習可能言語 | Ruby/Ruby on Rails |
料金 | 無料 |
難易度 |
中級者向け |
学習形式 | テキスト形式 |
環境構築 | 必要 |
ミニツクは、Rubyに特化したプログラミング学習サイトです。
講座には入門編と演習編があり、基本的にはテキスト形式で学習を進めていきます。
内容としてはかなり実践的で、Rubyの開発者である「まつもとひろゆき氏」の動画解説も見ることができますよ!
また、Ruby技術者認定試験(Silver)の対策コースも用意されているので、資格取得を目指している人にもおすすめです。
- Rubyの資格取得を目指している人
- Rubyをマスターしたい人
- プロの解説を聞きたい人
- 無料で学びたい人
5. Codecademy
学習可能言語 | HTML/CSS/JavaScript/Java/Python/Rubyなど |
料金 | 無料 |
難易度 |
初心者〜中級者向け |
学習形式 | 実践形式 |
環境構築 | 必要 |
Codecademy は、世界的に有名なプログラミング学習サイト。
解説内容がかなり詳しいほか、実践形式で学んでいくため実務に活かしやすいのが魅力です。
また、無料で学べる範囲がかなり広いので、費用をかけずに一定の知識を付けたい人にも最適でしょう。
ただし、表記はすべて英語なので英語力が必須です。
- 実務につながるプログラミングを学びたい人
- 無料で勉強したい人
- 実践形式で学習したい人
- プログラミングだけでなく、Webに関する幅広い知識を学びたい人
- 一定の英語力がある人
6. Swift Playgrounds
学習可能言語 | Swift |
料金 | 無料 |
難易度 |
初心者向け |
学習形式 | ゲーム形式 |
環境構築 | 不要 |
Swift Playgroundsは、その名の通りSwiftに特化したプログラミング学習サイトで、ゲーム感覚で学習できるのが大きな特徴です。
そのため、Swiftを知らない人はもちろん、プログラミングが初めてという人でも楽しみながら学ぶことができます。
SwiftはiOSやMacのアプリ開発に用いられる言語なので「Mac」でしか勉強できないと思われがちですが、Swift PlaygroundsはiPadでも操作が可能。
移動時間や出先の隙間時間を使えば、より効率的にSwiftを習得できますよ!
- Swiftを学びたい人
- 隙間時間を使って効率的に学習したい人
- iOSやMacのアプリケーションを開発したい人
- プログラミング学習を楽しみたい人
7. UDACITY
学習可能言語 | Java/JavaScript/HTML/CSS/Swiftなど |
料金 | 無料 |
難易度 |
中級者向け |
学習形式 | 動画視聴 |
環境構築 | 必要 |
UDACITYはGoogleやFacebook、AT&T、NVDIAといった一流企業の現役社員から学べる高品質学習サイト。
サイトや動画音声は英語になりますが、しっかり日本語字幕もついているのでご安心を!
Web開発をはじめ、データサイエンスやソフトウェア工学といった幅広い内容が学べるので、エンジニア志望の人にはかなりおすすめです。
また、有料コースに登録すれば、就職話サポートも受けることができます。
- 最先端の知識を学びたい
- 本場シリコンバレーで活躍している講師に教えてほしい
- プログラミングをはじめ、Webやソフトウェアについても学びたい
8. SKILLHUB
学習可能言語 | HTML・CSS/JavaScript/Rubyなど |
料金 | 無料(14講座) |
難易度 |
初心者〜中級者向け |
学習形式 | 動画視聴 |
環境構築 | 必要 |
SKILLHUBは、フリーランスや起業を目指す人向けのプログラミング学習サイト。
無料で利用できるのは14講座ですが、HTML・CSSをはじめJavaScripやWebサイト制作など、どれも実用性の高い内容となっています。
また、14講座の中にはSEO対策が学べる講座もあるので、Webマーケティングの基礎も身に付けることができますよ!
- フリーランスとして活躍したい人
- プログラミングを含むWebサイト制作を学びたい人
- Webサイトで収益を得たい人
- Webマーケティングの知識を習得したい人
プログラミングの独学で無料サイトを利用するデメリット
最近のプログラミング学習サイトは、かなり質が高いということがわかったと思います。
ですが、無料サイトでの学習は「独学」になるため、独学ならではのデメリットもあります。
デメリット1. 質問できない
プログラミング学習サイトは、わからないことを質問することができません。
テキスト形式、動画視聴、実践形式など、どの学習方法においても一方通行になるため、わからない部分は別途調べる必要があります。
有料コースに申し込めば質問できるケースもありますが、無料の場合はインプットのみになることを覚えておきましょう。
デメリット2. モチベーションの維持がむずかしい
これぞ独学ならではのデメリット、といえるのではないでしょうか。
プログラミング学習サイトは、1人で黙々と学習を続ける必要があります。
そのため、わからないことがあったり、バグがなかなか解消できなかったりすると、勉強が進まなくなってしまうんですね。
その結果、挫折する可能性が高くなります。
独学であるプログラミング知識を身に付けるには、強い意思と粘り強さが必要です。
デメリット3. 実務に活かせない
プログラミング学習サイトの中には「実践的な学習」ができるサイトもありますが、学習環境と実務環境は別もの。
特に開発系となると、実際の実務に活かせるとは言い難いです。
未経験から実務で使えるプログラミングスキルを身に付けたい場合は、有料サービス、もしくはプログラミングスクールを利用するのが断然効率的になります。
プログラミングの独学におすすめの無料サイト まとめ
「プログラミングを独学で勉強するのはむずかしい」と思っている人は多いですが、今回ご紹介したプログラミング学習サイトを利用すれば、初心者でも効率的に学ぶことが可能です。
しかも、有料級の内容を無料で公開しているサイトも多いので、基本的な知識であればお金をかけなくても十分勉強できます。
今回ご紹介した8サイトは知名度・信頼性・内容の質が揃っているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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