初心者Webライターが最初に取るべき資格って何だろう?
WEBライティング実務士は初心者向けの資格で、取得するといろいろな優遇を受けられるわよ!
こんにちは、バスタニ です。
文章でお金を稼ぐには、スキルを明確に提示することが大切です。
特にWebライティングはクライアントによって書き方が変わるため、スキルが伝わりづらい職種といえるでしょう。
そこでおすすめなのが、資格を取ること。
Webライティング能力検定は未経験から初心者向けの資格で、合格すればWEBライティング実務士を名乗ることができます。
ということで今回は、Webライティング技能検定の概要や必要性、効率的な勉強方法についてご紹介します。
この記事を読めば、Webライティング技能検定について120%理解することができますよ!
Webライティング技能検定とは
Webライティング技能検定は、日本クラウドソーシング検定協会が認定する民間資格。
クラウドソーシングに必要なスキルという位置付けになっており、未経験〜初心者Webライターが対象です。
そのため難易度も低めで、比較的手軽に取得することができます。
ただし、Webライティング技能検定はヒューマンアカデミー通信講座の「WEBライティング技能検定講座」を申し込んだ人しか受験できません。
つまり、Webライティング技能検定を受ける場合は
という流れになるわけです。
この「WEBライティング技能検定講座」の内容については、後ほど詳しくご紹介しますね。
試験内容
Webライティング技能検定では、以下の2つの指標で資格認定が行われます。
- 基礎編:社会人としてのマナーやクラウドソーシングという働き方への理解があるか
- 実践編:クラウドソーシングを介して行うライティング全般の能力があるか
試験では4択問題50問と、実技ライティング問題4問が出題され、実技ライティングの配点比重が高くなっています。
試験内容の詳細は公開されていないようですが、大まかな内容は以下です。
- 4択問題50問:国語、ビジネスマナー、個人情報保護、セキュリティ、SEOなど
- 実技ライティング問題4問:特定のテーマで300~400文字の文章作成
日程・試験会場・費用
Webライター技能検定の日程および詳細は以下です。
試験会場 | オンライン(自宅) |
日程 |
|
時間 | 90分 |
費用 | 6,000円(税込) *合格証・認定カード・WEBライティング実務士IDの発行は別途3,000円(税込) |
申し込み締切 | 本試験実施日より3営業日前まで |
結果発表 | 本試験受験後から1カ月後以内に試験サイトダッシュボード、メールアドレス宛に送付 |
公式サイト | https://crowd-kentei.or.jp/ |
Webライティング能力検定との違い
Webライティング技能検定と似た資格に「Webライティング能力検定」というものがあります。
どちらもライティングスキルを証明する資格となりますが、運営している団体をはじめ内容も大きく異なります。
以下はWebライティング能力検定とWebライティング技能検定の主な違いです。
Webライティング能力検定 | Webライティング技能検定 | |
運営団体 | 一般社団法人日本Webライティング協会 | 一般社団法人日本クラウドソーシング検定協会 |
資格の名称 | Webライティング能力検定1~3級 | Webライティング実務士 |
受験対象者 | 初心者~中級者 | 未経験~初心者 |
受験方法 | 会場 | オンライン |
資格の更新 | 2年間(更新費用1,2000円) | なし |
費用 | 1,3500円 | 本試験料:6,000円 講座受講費:3,2000円 合格証発行料:3,000円 |
特典 | 協会から仕事を斡旋・紹介してもらえる | クラウドソーシングで案件を優先的に受注できる |
こうして見ると、全く異なる資格であることがわかりますよね。
Webライティング能力検定の方が難易度が高いため、すでにWebライターとして活躍している場合や、プロライターを目指したスキルアップには「Webライティング能力検定」の方がおすすめです。
Webライティング技能検定を受験するメリット
未経験〜初心者向けのWebライティング能力検定ですが、Webライティング実務士に認定されると以下のようなメリットが得られます。
- ライティングスキルが身に付く
- ライティングスキルを証明できる
- クラウドソーシングで優遇される
メリット1. ライティングスキルが身に付く
Webライティング能力検定を受けるには「Webライティング能力検定講座」を受講する必要があるため、Webライターとしての基本的なスキルが身につきます。
また、講座では個人情報の取り扱いや業務の進め方、SEOなども学べるので、クラウドソーシングを安全に、正しく使えるようになります。
メリット2. ライティングスキルを証明できる
クラウドソーシングでお仕事を受注するには「実績」がすべてと言っても過言ではありません。
未経験や初心者Webライターは実績がないのが当たり前ですが、依頼する側は実績があるライターに依頼したいと考えるもの。
そのため、なかなか案件を受注できず挫折してしまう人も多いのです。
しかし、Webライティング能力検定に合格すれば「WEBライティング実務士」という肩書きができるので、案件受注率がグッと上がります。
メリット3. クラウドソーシングで優遇される
WEBライティング実務士になると、クラウドソーシングサイトの優遇を受けることができます。
優遇の内容は各サイトによって異なりますが、案件を優先的に案内してくれたり、おすすめの人材として紹介してくれたりと、いずれもお仕事がしやすくなる内容です。
ただし、優遇を受けられるクラウドソーシングは現状5社のみ。
すべてのクラウドソーシングで優遇されるわけではないので、事前にしっかりとチェックしておきましょう。
WEBライティング実務士が優遇されるクラウドソーシングサービス
Webライティング能力検定を受けようと考えている人の中には、クラウドソーシングでの優遇が目的の人も多いことでしょう。
現状、優遇が受けられるクラウドソーシングサービスは以下の5社です。
- CROWD
- Lancers
- サグーワークス
- ちょびリッチ
- Typing_Base
1.CROWD
CROWDは「いつでも、どこでも、だれでも仕事ができる」を売りにしているクラウドソーシングサービス。
スマホでできるお仕事もあるので、お小遣い稼ぎとして会社員や主婦などに人気です。
CROWDで受けられる優遇の内容はこちら。
- 毎月のランキングポイント(10位まで)を2倍付与。
- 資格取得後1年間以内の獲得ポイントが10万円分を超えた方に、お仕事継続ボーナスとして1万円分のポイントを追加付与。
- 案件の優先配信による安定的な供給。
2.Lancers
Lancersは誰もが知る大手クラウドソーシングサイト。
ユーザー数、案件数がともに豊富なので、Lancersだけで生計を立てているWebライターも少なくありません。
Lancersで受けられる優遇の内容はこちら。
- クライアント向けメールマガジンにて、オススメの人材として『WEBライティング実務士』資格取得者を紹介。
3.サグーワークス
サグーワークスは、ライティングに特化したクラウドソーシングサービス。
ライターランクによって受けられる報酬が変わり、プラチナライターになると高単価案件を受注できるようになります。
サグーワークスで受けられる優遇の内容はこちら。
- サグーライティングプラチナの記事報酬が永久5%アップ。
- レベルアップする度にもらえるボーナス報酬2倍。(総計22万円相当)
4.ちょびリッチ
ちょびリッチは、ポイントを貯めてお小遣いを稼ぐポイントサイト。
そのためライティングのお仕事が受注できるわけではありませんが、WEBライティング実務士に対して優遇があります。
ちょびリッチで受けられる優遇の内容はこちら。
- 合格者IDの入力で200ちょびポイントプレゼント。
5.Typing_Base
Typing_Baseは、文字起こしとテープ起こしがメインとなるクラウドソーシングサービス。
録画データや動画を聞きながら音声をパソコンで入力していくお仕事なので、得意な人はぜひ登録してみてください。
Typing_Baseで受けられる優遇の内容はこちら。
- モバイルバッテリープレゼント。(iPhone2台分の充電が可能)
※先着200名様
Webライティング技能検定の難易度
Webライティング技能検定の合格率は47.6%。
これを高いと捉えるか、それとも低いと捉えるかは人それぞれですが、個人的には「Webライティング未経験でなければ合格できるのでは…」といった感じです。
冒頭でお伝えしたように、Webライティング技能検定を受けるためには「Webライティング技能検定講座」を受講する必要があります。
なので、そこでしっかり学習しておけば特段問題はないでしょう。
試験の点数配分と合格基準は以下です。
点数配分
- 4択問題50問・・・50点
- 実技ライティング問題4問・・・200点
合格基準
試験は250点満点で、合格ラインは非公開とのこと。
Webライティング技能検定に合格すると「Webライティング実務士」を名乗ることができ、協会発行の
- 合格証書
- 認定カード
- WEBライティング実務士ID
が授与されます。
Webライティング技能検定の勉強方法
Webライティング技能検定の勉強方法はズバリ、Webライティング技能検定講座の受講です。
Webライティング技能検定講座とは、ヒューマンアカデミーの通信講座「たのまな」が提供しているライティング講座。
Webライティング技能検定の合格を目指す講座となっており、模擬試験も3回まで無料で受けることができます。
また、Webライティング技能検定講座の教材はかなり読みやすいので、Webライティング未経験でもテンポよく進められますよ!
一般的な学習期間は6ヵ月となっていますが、早い人だと1ヵ月弱で合格することも可能です。
運営 | ヒューマンアカデミー株式会社 |
回数 | ー |
料金 | 32,000円(税込) |
期間 | 6ヵ月 |
場所 | 教材発送 |
支払い方法 | クレジットカード/PN後払い決済/代金引換/銀行振込/オリコの教育ローン/Amazon Pay |
備考 |
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講座の内容 | <基礎編> ◆PART1 クラウドクリエイターとは
◆PART2 環境と管理
◆PART3 個人情報の取扱い
◆PART4 業務の進め方
<実践編>
◆PART2 文章のルールをおぼえよう
◆PART3 書いてみよう
◆PART4 文を整えよう
◆PART5 SEOとクラウドソーシング
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Webライティング技能検定を受ける際の注意点
Webライティング技能検定を受ける際の注意点は、受験にかかる費用です。
Webライティング技能検定の受験料は6,000円(税込)とそこまで高くありませんが、Webライティング技能検定講座と、IDの発行料がかかることを忘れてはいけません。
これらすべてを計算すると、総額41,000円になります。
- Webライティング技能検定:6,000円(税込)
- Webライティング技能検定講座:32,000円(税込)
- Webライティング実務士ID:3,000円(税込)
更新の必要はないので、一度合格すればWebライティング実務士を生涯名乗ることが可能です。
しかし、41,000円払うだけのメリットが見込めるのか…というのが、受けるかどうかの決め手となりそうですね。
まとめ
今回は、Webライティング技能検定についてご紹介しました。
Webライティング技能検定は未経験〜初心者向けの資格で、合格すればWEBライティング実務士を名乗ることができます。
また、クラウドソーシングサイトで仕事がしやすくなる優待も受けられますよ!
ただ、WEBライティング実務士を名乗るための費用として総額41,000円かかるというのがデメリットですかね。
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