Webライティング能力検定とは?資格の必要性・難易度・勉強方法

Webライティング能力検定 Webライティング

Webライターって資格持ってた方が稼ぎやすいのかな…。

資格があるとプロフィールなどでアピールできるし、案件を受注しやすくなるかもしれないわね。

どんな職業にせよ、スキルアップとしてまず考えるのが「資格」ではないでしょうか。

Webライターも同様、スキルアップとして資格を取得する人は大勢います。

資格を取ることはスキルアップだけでなく、ライティング力の証明やアピールにもつながるため、「高単価案件を受注できるようになった」なんて声も少なくありません。

とはいえ、Webライター業界は他業界に比べて資格をそこまで重視していないのも事実。

なので、受けようかどうか迷っている人も多いはずです。

そこで今回は、Webライティング能力検定の概要や必要性、効率的な勉強方法についてご紹介します。

この記事を読めば、Webライティング能力検定を受けるべきかどうかをしっかりと判断できますよ!




Webライティング能力検定とは

<画像>Webライティング能力検定とは

Webライター能力検定は、Webライター初心者から中級者向けの資格です。

コンテンツの質を向上させるのが目的となっており、Webライティング業界では最も歴史があります。

本来は社員教育向けの資格なので、サーバーエージェントやKDDI、富士通といった大手企業の社員も積極的に受験しています。

それだけに、Webライター能力検定では信頼性の高い文章をはじめ、集客や売り上げアップにつながるライティングを身に付けることが可能です。

試験内容

Webライター能力検定の試験内容は、以下6つの科目に分かれています。

トグルボックス内容
日本語の文語、口語
Webライティングで使用するべき日本語とは?
統括型、総括型とは?
細心の注意を払うべき言葉の誤用
間違いやすい日本語のポイント
発言内容についての注意
正しい敬語表現
ら抜き言葉
知っておきたいことわざ、慣用句
知っておきたい四字熟語
知っておきたい序数の知識
読みやすいWeb文章とは?Webライティングの可能性
Webライティングのリスク
印刷物と比べたWebの3つの特徴
文字で最も重要なこととは?
文字で留意すべき3項目
読みやすくするための5項目
引用とリライトの正しい方法
販売時に必要不可欠なWebライティング5項目
ブログでのWebライティング方法
SNSでの書き方のコツ3箇条
FBで気を付けるべき3箇条
ツイッターで気を付けるべき3箇条
メルマガで気を付けるべきこと
オウンドメディアのメリットと落とし穴
質の高い文章を書くコツ3箇条
文章を書く前に行うべきこと4項目
タイトルの決め方
文章を書いた後行うべきこと
Webライティングを利用した収入源
コピーライティングの歴史
コピーの心得
具体的な制作方針3要素
反応率を高める8つの表現方法
USPとは
効果的な見出し・・・4Uの原則
動機付けのAIDMA、AISASとは
最初の一文の4パターン
ホームページの効果的なトップページ構成
効果的なサイト構成
効果的な自己PRとプロフィール
最も良いコピーとは?
メールライティングの基本
最も重要な3つのポイント
心がけるべき4要素
書き出し部分、本文のコツ
代表的フレーズの上手な言葉
連絡が欲しいときの上手な言葉
最後の言葉の上手な使い方
日本のSEOの変遷
SEOが必要不可欠な3つの理由
SEOの2つのデメリットとは?
3つの留意事項
検索エンジンの現状7項目
SEOの目的とは?
売上増に必要不可欠なこと
SEO施策の3要素とは?
コンテンツ is King !
内部要素最適化 6つのポイント
良いコンテンツとは?
コンテンツの2要素
アクセスアップコンテンツ8種類
有効なバックリンクとは?
NGなバックリンク
アクセスを増やす4つの方法
キーワードの選び方
増える“感情検索”
様々なキーワードの検索トレンド
検索ワードの今後の傾向
最近のスマホ事情
スマホ対応にしなければならない4つの理由
増加する「携帯アクセス率」
最適なスマホサイトの形式
スマホサイトの3大原則
反応の良いスマホサイト6要素
検定資格保有者の心得
倫理3箇条
個人が犯しやすい法律
名誉毀損罪、侮辱罪を犯さない対策
偽計業務妨害、威力業務妨害を犯さない対策
著作権、商標権、意匠権侵害を犯さない対策
不正アクセス禁止法対策とは
法人が犯しやすい法律とは
掲示版運営者による犯罪の幇助とは
医薬品医療機器等法の事例とその対策
個人情報の保護に関する法律とは
景品表示法とは
不正競争防止法とは
ネット上の炎上とは?
炎上しないための対策
炎上したときの対策
日本のSEOの変遷
SEOが必要不可欠な3つの理由
SEOの2つのデメリットとは?
3つの留意事項
検索エンジンの現状7項目
SEOの目的とは?
売上増に必要不可欠なこと
SEO施策の3要素とは?
コンテンツ is King !
内部要素最適化 6つのポイント
良いコンテンツとは?
コンテンツの2要素
アクセスアップコンテンツ8種類
有効なバックリンクとは?
NGなバックリンク
アクセスを増やす4つの方法
キーワードの選び方
増える“感情検索”
様々なキーワードの検索トレンド
検索ワードの今後の傾向
最近のスマホ事情
スマホ対応にしなければならない4つの理由
増加する「携帯アクセス率」
最適なスマホサイトの形式
スマホサイトの3大原則
反応の良いスマホサイト6要素
文章力を高める方法
一文の文字数の目安
表現方法の注意点
分かりやすい文章にする秘訣

日程・試験会場・費用

Webライター能力検定の日程および詳細は以下です。

検定級 1級・・・一般的な仕事および高度な仕事もできるトップレベルのスキル
2級・・・一般的な仕事を行ううえで充分なスキル
3級・・・一般的な仕事を行ううえで最低限のスキル
試験会場 全国16ヵ所
札幌市内/仙台市内/新潟市内/東京都中心部/茅ヶ崎市内/松本市内/名古屋市内/金沢市内/京都市内/大阪市内/岡山市内/広島市内/高松市内/福岡市内/熊本市内/那覇市内
日程 第28回・・・2021年2月28日(日)13:30〜15:00
第29回・・・2021年5月30日(日)13:30〜15:00
費用 13,500円(税込)/DVDセットは19,800円(税・送料込)
中高生・大学生・短大生は6,750円(税込)
申し込み締切 第28回・・・2021年2月14日(日)17:00
第29回・・・2021年5月16日(日)17:00
結果発表 第28回・・・2021年3月19日(日)までに
第29回・・・2021年6月11日(日)までに
公式サイト https://wwkentei.com/

Webライティング技能検定との違い

Webライティング能力検定と似た資格に「Webライティング技能検定」というものがあります。

どちらもライティングスキルを証明する資格となりますが、運営している団体をはじめ内容も大きく異なります。

以下はWebライティング能力検定とWebライティング技能検定の主な違いです。

Webライティング能力検定 Webライティング技能検定
運営団体 一般社団法人日本Webライティング協会 一般社団法人日本クラウドソーシング検定協会
資格の名称 Webライティング能力検定1~3級 Webライティング実務士
受験対象者 初心者~中級者 未経験~初心者
受験方法 会場 オンライン
資格の更新 2年間(更新費用1,2000円) なし
費用 1,3500円 本試験料:6,000円
講座受講費:3,2000円
合格証発行料:3,000円
特典 協会から仕事を斡旋・紹介してもらえる クラウドソーシングで案件を優先的に受注できる

こうして見ると、全く異なる資格であることがわかりますよね。

Webライティング能力検定の方が難易度が高いため、これからWebライターを目指す人や、Webライターになってまだ経験が浅い人は、「Webライティング技能検定」の方がおすすめです。

Webライティング能力検定を受験するメリット

<画像>Webライティング能力検定を受験するメリット

あまり資格を重視しないWebライター業界ですが、Webライティング能力検定の認定を受けると以下のようなメリットが得られます。

Webライティング能力検定を受験するメリット
  1. ライティングスキルが身に付く
  2. 肩書きになる
  3. 案件を受注しやすくなる
  4. 収入が上がる
  5. 仕事を紹介してもらえる
  6. コンサルタントや講師といった道も開ける

メリット1. ライティングスキルが身に付く

Webライティング能力検定では正しい日本語をはじめ、文章の書き方やSEO対策、コピーライティングなどを幅広く学ぶことができます。

つまり、ライティングスキルが大幅にアップするということ。

逆に、プロライターになるためには必要不可欠なスキルでもあるので、実力試しとして受験するのもおすすめです。

メリット2. 肩書きになる

Webライティング能力検定に合格すると、以下のような認定証が発行されます。

認定証

また、自分のブログやWeb媒体に以下の認定バナーを貼ることもできるので、Webライターとしての肩書きができます。

認定バナー

メリット3. 案件を受注しやすくなる

Webライターとしての肩書きができれば、今までよりも案件を受注しやすくなるはずです。

依頼する側としては、できるだけ優秀なライターに執筆してもらいたいもの。

そのため、どんなに魅力的なプロフィールよりも、Webライティング能力検定の認定者の方が選ばれやすいのです。

メリット4. 収入が上がる

Webライティング能力検定に認定されると、収入が上がりやすくなるというメリットもあります。

なぜなら、低単価案件だけではなく高単価案件も受注しやすくなるからです。

また、Webライティング能力検定ではコピーライティングも習得するため、1記事10万円以上の案件を受注できる可能性もゼロではないでしょう。

メリット5. 仕事を紹介してもらえる

Webライティング能力検定1級に認定されると、日本Webライティング協会に依頼があったお仕事を紹介してもらうことができます。

協会には記事作成やライターの紹介依頼が多数来ているそうなので、こういった依頼者と認定ライターを結んでくれるんですね。

メリット6. コンサルタントや講師といった道も開ける

Webライティング能力検定に認定されれば、プロライターとして活躍することはもちろん、企業HPのコンサルWebライティングの講師といった道も開けます。

コンサルや講師業はどれだけ信用してもらえるかが重要なので、認定なしでは無理といっても過言ではありません。

また、Webライティング能力検定の試験監督を依頼される可能性もあるので、お仕事の幅がかなり広がります。




Webライティング能力検定の難易度

<画像>Webライティング能力検定の難易度

Webライティング能力検定の試験内容は幅が広いですが、そこまで難しくないので安心してください!

強いて言うなら、広く浅く…といった感じでしょうか。

とはいえ、1級の認定には88点満点中80点以上獲得する必要があるので、初心に戻って勉強することが大切です。

Webライティング能力検定では全員が同じ試験を受け、点数に応じた検定級が認定されます。

試験の点数配分と合格基準は以下です。

点数配分

  1. 国語・・・12点満点
  2. ウェブライティング基礎・・・12点満点
  3. コピーライティング、メールライティング・・・16点満点
  4. SEO・・・16点満点
  5. 倫理、法律、炎上対策・・・16点満点
  6. ミニ論文・・・16点満点

合格基準

  • 1級・・・80〜88点
  • 2級・・・70〜79点
  • 3級・・・53〜69点
  • 53点以下・・・資格なし

Webライティング能力検定の勉強方法

<画像>Webライティング能力検定の勉強方法

Webライティング能力検定は、申し込みをすると公式テキストが送られてくるので、これに沿って勉強をしていきます。

基本的には、公式テキストをしっかり読み込めば1級認定は可能です。

ただ、人によって得意不得意があるので「公式テキストだけでは理解できない」という可能性もあるでしょう。

その場合は、公式テキストのほかに市販のテキストを購入して対策するのがおすすめです。

また、特に難関とされているのがミニ論文

6科目のうち1〜5科目までは4択なのですが、ミニ論文ではWebライティングに関する文章を200〜300文字でまとめなければなりません。

論文が不安な人は、ミニ論文の添削をしてもらえる「DVDセット」を申し込むと良いでしょう。

ちなみに、ミニ論文の配点詳細は以下です。

◆0~8点:意味がわからない
主要部分が読めない。問題に答えていない。規定を間違えている(文字数が制限外など)。
反社会的などの場合。
◆9~13点:意味がわかりにくい、明らかに表現や文法が不自然
◆14~16点:一部に不自然な部分がある又は問題ない

勉強期間と学習時間

公式テキストは130ページほどなので、速い人あれば1時間くらいで読み終えることができます。

公式テキストを熟読し、模擬問題を完全に解けるようになれば1級認定は可能で、そこまでの勉強期間としては最短で2週間ほどです。

中には余裕を持って勉強期間を3ヶ月くらい取る人もいますが、あまり期間が開いてしまうと集中力が続かないほか、せっかく覚えた内容を忘れてしまう可能性もあります。

実際、申し込みが早い人ほど試験を欠席する可能性が高いそう。

そのため、自分のモチベーションを考えながら勉強期間を決めるのがおすすめです。

DVDセットで勉強する場合

DVDセットでミニ論文の添削をしてもらう場合は、添削結果が返ってくるまでに1週間ほどかかるので、それを考慮したうえで勉強期間を決めましょう。

Webライティング能力検定を受ける際の注意点

<画像>Webライティング能力検定を受ける際の注意点

Webライティング能力検定を受ける際の注意点は、

2年ごとに更新がある

つまり、資格の有効期限は2年間ということです。

というのも、Webライティング能力は何もしなければ衰える一方。

また、時間とともに社会的信頼も下がっていくため、2年ごとに試験を受け、スキルを高めていくのが協会の狙いなのだそうです。

とはいえ、更新の際はWebライティング能力検定の試験を受けるのではなく、更新用動画講座を見た感想文を提出します。

この感想文が合格すれば、認定内容を更新することが可能です。

更新の申し込み 任意
勉強方法 更新希望者へセミナー又は動画を配信。
試験内容 更新用動画講座を見た感想文、もしくは
「今後あなたがWebライティングをどう活かしていきたいか」を200文字以上でまとめる。
更新費用 12,000円(税込)

これを踏まえたうえで受けるかどうかを決めましょう。

まとめ

<画像>まとめ

今回は、Webライティング能力検定についてご紹介しました。

Webライティング能力検定はどちらかというと中級者向けの資格で、1級に認定されるとさまざまなメリットが得られます。

また、1級に届かなかったとしても幅広い知識を学べるため、決して無駄にはならないと思います。

ただ、2年毎に更新が必要で、その都度費用がかかるのがデメリットですかね。

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