Webマーケターって難しそうだけど、未経験でもなれるのかな。
Webマーケターは、マーケティング職の中でも特に未経験から目指しやすい職業と言われているのよ。
こんにちは、バスタニです。
インターネットが普及している現代、Webマーケターの需要は高まりつつあります。
そのため、これからWebマーケターになろうと考えいる方も多いと思いますが、全くの未経験となるとちょっとハードルが高そうに思えますよね。
ですが安心してください!
結論としては、未経験でもWebマーケターになれます。
実際、Webライティングしかできなかった私も、今はWebマーケターとしてお仕事をしていますから。
今回は、未経験からWebマーケターになる方法についてご紹介します。
この記事を読めば、Webマーケターになるためにファーストステップが明確になりますよ!
Webマーケティング担当者の主な仕事内容
Webマーケターの仕事はかなり幅広いのですが、わかりやすくまとめると以下の3つです。
- Webサイトの集客
- サイト設計
- コンテンツ企画・作成
基本的には自社サイトの運用がメインで、自社サイトにユーザーを集めて商品やサービスを購入してもらう(成果を出す)のが仕事です。
そのためには、以下のような作業を行なっていく必要があります。
- Webサイトの集客・・・アクセス分析/メルマガ作成/SNS運用など
- サイト設計・分析・・・SEO/PPC/LPO/ターゲティング/CRM管理など
- コンテンツ企画・作成・・・ライター発注、編集、LP作成、画像編集など
Webマーケターの仕事はかなり幅広いですが、企業によって仕事の範囲が異なります。
A社では集客だけ、B社ではメディア運営全般…といった感じですね。
未経験でもWebマーケティング担当者になれる?
冒頭でもお伝えしたように、未経験でもWebマーケターになれます。
ただし、Webに関する幅広い知識や実績が必要になるので、今すぐなれるというわけではありません。
つまり、まずは土台(経験)づくりが必要ということです。
とはいえ、最近は未経験OKで採用してくれる企業が多いので、Webマーケターの知識やスキルを働きながら身に付けることもできます。
その際Webに関する資格があると、未経験でも採用される確率がグッと上がりますよ!
Webマーケティングに活かせるスキル
WebマーケターにはWebに関する幅広い知識が求められますが、逆にWebに関する何かしらの知識があれば、その知識を活かすことができます。
また、Webのお仕事とはいえ人を相手にするわけですから、一般的なビジネススキルもしっかり役立ちますよ!
- 交渉力
- コミュニケーション力
- ブログ・SNSの運用経験
- ライティングスキル
- 画像編集スキル
- WordPressの知識
- コーディングスキル
- SEOスキル
交渉力
Webマーケティングではさまざまな施策を行うのですが、そこには予算が伴います。
そのため社内をはじめ、他社や取引先との商談も少なくありません。
低価格で好条件の契約を取るためには、交渉力がとても役立ちます。
コミュニケーション力
Webマーケターの仕事は多岐にわたるため、他のメンバーと一緒に仕事を行っていきます。
また、他社や取引先と関わる機会も多いので、コミュニケーション力は必須といえるでしょう。
フリーランスの場合も打ち合わせなどで会話することもあるため、伝わりやすい話し方・話をじっくり聴ける姿勢が身についていると◎。
ブログ・SNSの運用経験
ブログやSNSの運営では、できるだけ自分のページを見てもらえるよう試行錯誤しますよね。
こういった考え方はWebマーケティングに精通します。
また、ブログやSNSサービスの使い方を知っていれば、自社メディアへの集客も比較的スムーズに行えるでしょう。
ライティングスキル
Webマーケターはサイトの管理だけでなく、自分でコンテンツを作ることもあります。
ライターに依頼するケースも多いですが、自社で作成した方がコストを抑えられるからです。
また、外注ライターとのやりとりには手間や時間もかかるため、ライティングスキルがあるとかなり重宝されます。
画像編集スキル
自分でコンテンツを作るとなれば、画像編集スキルもかなり役立ちます。
企業によってはライティングのみ外注で、画像は自社で作成・編集するケースも多いです。
また、画像編集スキルは広告作成にも活かせますよ!
WordPressの知識
WordPressは世界で最も人気のあるコンテンツ管理システム。
Web上にあるコンテンツのほとんどはWordPressで作られているので、WordPressの知識があるとかなり有利です。
ちなみに、こちらはWordPressの市場シェア。
出典:Kinsta公式サイト
2014年をピークに低下しつつありますが、それでもダントツのシェアを占めているのがわかりますよね!
コーディングスキル(HTML・CSS・JavaScriptなど)
コンテンツ作成をはじめ、サイトのデザインや配置などはHTMLやCSSを使って作成します。
もちろん、WordPressを使えば簡単に作成することができますが、他社との差別化を図るには細かな設定が必要です。
そのため、コーディングスキルがあるに越したことはありません。
SEOスキル
SEOスキルは、Webマーケターにとって基本中の基本です。
SEOは奥が深いほか、さまざまな手法があるので、知識が多いほど成果につながりやすくなります。
Webマーケターを目指すからには、基本的な知識だけでも身に付けておきたいところ。
Webマーケティング担当者に向いている人
Webマーケターには向き・不向きもあります。
どんなに知識や経験があったとしても、仕事内容が苦痛だったり、やりがいを感じられない人がいるのも事実です。
一般的に、以下のような人であればWebマーケターに向いているといえるでしょう。
- 向上心がある人
- 粘り強い人
- データ分析が苦にならない人
1. 向上心がある人
Web業界はトレンドや社会の変化に敏感です。
そのため、一度知識を身に付けらた終わりではなく、日々学び続ける姿勢が大事だったりします。
定期的に本を読んだり、セミナーに参加したりと、向上心がある人に向いているといえるでしょう。
2. 粘り強い人
Webの世界は日々変化しているもの。
たとえば、検索エンジンでは定期的にアルゴリズムがアップデートされ、その都度効果的なSEO対策も変化します。
Webマーケターは、こういった変化の中で粘り強く取り組んでいく必要があるのです。
3. データ分析が苦にならない人
Webマーケティングはある意味数字がすべてなので、データ分析がかなり重要です。
すべての施策結果を数値で把握し、思うような効果が出るまで修正・改善を繰り返します。
そのためWebに興味があって、数字と向き合うのが好きな人にとっては天職といえるでしょう。
未経験からWebマーケティング担当者になる方法
未経験からWebマーケターになる方法は、大きく3つです。
どの方法がいいというわけではないので、自分に合った方法でWebマーケターを目指しましょう!
- 未経験OKの企業に就職・転職する
- Webライターになる
- 自分でWebサービスを運営する
方法1. 未経験OKの企業に就職・転職する
未経験からWebマーケターになる手っ取り早い方法は、未経験OKの求人を探して就職・転職することです。
スキルや経験が重視されるWebマーケターですが、最近は未経験者を積極的に採用する企業も増えています。
一定のスキルがあるマーケターは自分のやり方を持っているので、企業としては未経験者の方が扱いやすいのかもしれませんね。
ちなみに、以下は未経験OKのWebマーケター求人が多かったサイトなので、ぜひ参考にしてみてください。
IT・Web業界に特化した転職求人サイト。メガベンチャーから中小企業まで、幅広い企業の求人が掲載されています。
宣伝会議が運営するWeb・広告分野専門の転職エージェント。専任コンサルタントのサポートで理想の転職が実現します。
Web・IT・ゲーム業界専門の転職エージェント。業界に精通した専任コンサルタントとマッチングの高さが魅力です。
手厚いサポートが魅力の大手転職エージェント。希望の求人紹介だけでなく、履歴書作成や面接アドバイスも丁寧だと評判です。
業界最多の求人数を誇る大手転職エージェント。非公開求人も10万件以上と豊富なので、他社にはない求人に出会えるチャンス。
方法2. Webライターになる
「いきなり企業に入るのは気が引ける…」という方は、副業でWebライターを始めましょう。
もちろん、本業でもOKですよ!
Webマーケティングの本や講座で知識をつけるという方法もありますが、Webライターはライティングスキルをはじめ、さまざまなスキルを実践的に学ぶことができます。
- ライティングスキル
- WordPressの知識
- SEOスキル
- 画像編集スキル
- コーディングスキル(中級ライター以上)
- Webマーケティング(中級ライター以上)
ちなみに、私もWebライターからWebマーケターになった人間です。
もともとWebマーケターを目指していたわけではなく、自然な流れでWebマーケターになったというか、なってしまったというか…(笑)。
つまり、それくらいWebライターはWebマーケターに精通する部分が多いということです。
具体的な流れとしてはこんな感じ。
方法3. 自分でWebサービスを運営する
副業が難しいという場合は、実際に自分でWebサービスを運営してみるのがおすすめです。
Webサービスというと大袈裟ですが、WordPressを使ったブログも立派なWebサービス。
この場合レンタルサーバを契約する必要がありますが、ブログが収益化できる頃には初心者Webマーケターと変わらないほどの知識が身についているはずですよ!
ただし、収益化するまでに時間がかかることと、独学なので挫折しやすいというデメリットがあるので注意しましょう。
まとめ
今回は、未経験からWebマーケターになる方法をご紹介しました。
近年ではWebマーケターの需要が高まりつつあり、将来性がある職業としても人気です。
また、Webマーケターは未経験からでも十分目指すことができます。
手っ取り早いのは未経験者を積極採用している企業への就職・転職ですが、個人的にはWebライター、Webサービス運営で実績をつけてから就職・転職するのがおすすめです。
もちろん正解なんてないので、自分に合った方法でWebマーケターを目指しましょう!
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