文章のわかりやすさは一文の長さで決まる!Webライティングの40文字ルール

Webライティング

文章は長すぎると良くないっていうけど、どのくらい短くするのがいいんだろう。

一文を短くしたいのに、どうしても長くなっちゃうのよね。

こんにちは、バスタニです。

ネットでいろいろな記事を検索していて「この記事わかりづらいなー」と思ったことってありません?

これ、実は一文の長さが長いからなんです。

もちろんそれだけではないケースもありますが、一文が短ければ読みづらい、わかりづらい、ってことはなくなります。

そこで今回は、Webライティングにおける一文の長さについて解説します。

この記事を読めば、もう「読みづらい、わかりづらい」なんて言われませんよ!




Webライティングに最適な一文の長さ

<画像>Webライティングに最適な一文の長さ

Webライティングにおいて最適な一文の長さは40〜60文字です。

60文字を超えると読みづらさが大幅に増してしまうので、60文字以内、可能であれば40文字程度で区切るのが理想的。

40文字を下回るのは問題ありませんが、極端に短い文章が続くと、伝えたい情報がうまく伝わらなくなってしまいます。

また、文章というよりも「ただ書いてるだけ」といった印象を与えやすくもなります。

なので、40〜60文字の文章が最も読みやすく、わかりやすいんですね。

以下は一文が長い文章、短い文章、最適な文章の具体例です。

【一文が長い例】

私はフリーランス歴5年目のWebライターで、フリーランスにろうと思ったきっかけは通勤時間をなくしたかったことなのですが、Webライターになる前は通信企業に勤めていたため、毎日往復3時間かけて通勤をしていました。

通勤の必要がなくなった今は十分な睡眠が取れ、仕事の前に散歩や読書をする余裕もあります。

【一文が短い例】

私はWebライターです。

フリーランス歴5年目です。

フリーランスにろうと思ったきっかけは通勤時間をなくしたかったことです。

Webライターになる前は通信企業に勤めていました。

そのため、毎日往復3時間かけて通勤をしていました。

通勤の必要がなくなった今は十分な睡眠が取れます。

また、仕事の前に散歩や読書をする余裕もあります。

【一文が最適な例】
私はフリーランス歴5年目のWebライターです。フリーランスにろうと思ったきっかけは通勤時間をなくしたかったこととです。Webライターになる前は通信企業に勤めていたため、毎日往復3時間かけて通勤をしていました。通勤の必要がなくなった今は十分な睡眠が取れ、仕事の前に散歩や読書をする余裕もあります。

こうして見ると、同じ文章でも文章の長さだけで読みやすさがかなり違ってきますよね!

Webライティングで一文が長いとどうなる?

<画像>Webライティングで一文が長いとどうなる?

Webライティングは、伝えたい情報が多いほど一文が長くなりがちです。

書き手は良かれと思って情報を盛り込んでいるのですが、読者って意外と冷静なので、書き手と読み手の間に温度差ができてしまいます。

そうなると、以下のような状況が発生するんです。

一文が長い場合のデメリット

読んでもらえない

長い文章が読みづらいのは、書き手と読み手に温度差ができてしまうからです。

「価値のある情報であれば読みづらくても読んでもらえる」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

ネット上には膨大な情報があるので、別にあなたの記事じゃなくても欲しい情報は手に入ります。

なので、読みづらい記事は秒で離脱されてしまうんです。

たとえば、あなたは以下の文章を読んでどのように感じますか?

私は今までたくさんの国を旅しており、そのなかでも特に好きな国はオーストラリアで、のんびりしとした空気や豊かな自然、気さくな人が多いことなど、将来は現地で就職してオーストラリアで生活をしたいと思っています。

途中で「ちょっと待って!」と思いませんでした(笑)?

書き手の頭にはオーストラリアの魅力でいっぱいなのですが、素の状態で読んでいる読者からすると、情報を早口でいっぺんに伝えられた感じがしますよね。

一文が長い文章は、2つ目の読点あたりで離脱されるケースがほとんどです。

つまり、記事を最後まで読んでもらえません。

上位表示されにくくなる

読まれない記事は信頼性が下がります。

ここで言う信頼性とは、Googleのことです。

Googleの検索エンジンは読者のためになる記事を上位表示させる仕組みになっていますよね。

しかし、記事が読まれないということは「読者のためにならない」ということです。

なので、どんなにSEO対策をしても上位表示されにくくなってしまいます。

Webライティングで一文を短くするコツ

<画像>Webライティングで一文を短くするコツ

一文を短くするには、以下の3つを意識するのが効果的です。

コツ1. 結論を先に伝える

一文が長くなりやすい人は、物事を始めから伝えようとします。

たとえば、

SEO対策では読者ファーストが鉄則です。

なぜなら、Googleの検索エンジンは「読者のためになる記事」を上位表示するし仕組みになっているからです。

という文章であれば

Googleの検索エンジンは「読者のためになる記事」を上位表示するし仕組みになっているため、SEO対策では読者ファーストが鉄則です。

といった感じで書くと思います。

ちなみに上の文章は53文字、下の文章は66文字です。

このように、結論を先に伝えると文章を自然に区切ることができますし、次に続く内容も頭に入りやすくなります。

コツ2. 一文一意

一文一意とは、一文で伝えるのは一つのメッセージのみという意味。

一文で複数のことを伝えようとすると、どうやっても文章は長くなってしまいます。

まさに、最初に紹介した例文のパターンですね↓。

私はフリーランス歴5年目のWebライターで、フリーランスにろうと思ったきっかけは通勤時間をなくしたかったことなのですが、Webライターになる前は通信企業に勤めていたため、毎日往復3時間かけて通勤をしていました。

一文一意を意識すれば、比較的簡単に一文を短くすることができますよ!

コツ3. 接続助詞を使わない

一文が長い人は接続助詞が大好きです(笑)。

接続助詞とは、

  • ~なので
  • ~たり、~たり
  • ~ですが
  • ~であるため

といった語句をつなぐ助詞のこと。

接続助詞には前後の文の意味関係を示す役割がありますが、これを使いすぎると文章が長くなってしまいます。

もちろん絶対に使うなとは言いませんが、接続助詞の部分は絶好の区切り部分でもあるんです。

なので一文が長くなりそうなときは、接続助詞の部分で区切るようにしましょう。

Webライティングに最適な一文の長さ まとめ

<画像>Webライティングに最適な一文の長さ まとめ

今回は、Webライティングに最低な一文の長さについて解説しました。

Webライティングにおいて最適な一文の長さは40~60文字で、それ以上でも、それ以下でも読みづらくなります。

しかし、

  • 結論を先に伝える
  • 一文一意
  • 接続詞を使わない

を意識すれば比較的簡単に一文を短くすることができるので、ぜひ今日のライティングから意識してみてくださいね。

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