わかりやすい文章に必須!SDS法を使うメリットとライティング例文

WebライティングSDS Webライティング

SDS法とPREP法って似てるけど、どっちの方が効果的なの?

SDS法の具体的な書き方を教えてほしい!

こんにちは、バスタニです。

Webライティングにはいろいろなテンプレートがありますが、そのなかでもわかりやすい記事が書けるとして知られているのがPREP法ですよね。

ただ、PREP法は主張が強めなので媒体や使うシーンによっては向かない場合もあります。

そんなときはどうするか。

主張を抑えつつわかりやすい記事を書くには、PREP法ではなくSDS法が最適です。

そこで今回は、SDS法のメリット・デメリットや例文、PREP法との使い分けについてご紹介します。

この記事を読めば、PREP法を使わずにわかりやすい記事を書くことができますよ!




SDS法とは

<画像>SDS法とは

SDS法とは、物事をわかりやすく伝えたいときに効果的なテンプレートです。

最初に要点を伝えてから詳細、そしてまた要点を解説することで、誰にでもわかりやすい文章を書くことができます。

  • Summary(要点)
  • Details(詳細)
  • Summary(要点)

構成がシンプルで使いやすいので、ニュース番組をはじめとした幅広いシーンで利用されています。

また、SDS法の特徴は「Details(詳細)」に重点を置いているという点。

なのでSDS法は、長いスピーチ自己紹介(自己PRといった、物事を丁寧に伝えたいときにも最適です。

SDS法のメリットとデメリット

<画像>SDS法のメリットとデメリット

SDS法はさまざまなシーンに利用できるテンプレートですが、すべてのライティングに使えるわけではありません。

媒体や目的によっては押しが弱くなるので、SDS法を使いこなすには特性をしっかりと理解することが大切です。

SDS法を使うメリット

SDS法を使う主なメリットは以下です。

  • わかりやすい
  • 主張が強すぎず物腰が柔らかい

SDS法では最初と最後に「Summary(要点)」を伝えます。

要点を知ったうえで詳細を読み進め、最後に要点をもう一度おさらいする。

これこそが、読者の理解度を爆上げする黄金の構成なんですね。

また、PREP法に比べて主張が弱めなので、読者からすれば物腰が柔らかく感じられます。

つまり、良い印象を与えやすいのです。

SDS法を使うデメリット

SDS法を使うデメリットは以下です。

  • 情報を伝えるだけ
  • 成果につながりづらい

SDS法は幅広いシーンに活用できるテンプレートですが、あくまでも「情報をわかりやすく伝える」ためのものです。

なので、起承転結を表現する記事や、物語調の文章には向きません。

また、PREP法より物腰が柔らかい分、行動を促したい記事では押しが弱くなってしまいます。

成果を重視する場合は、PREP法やPASONAの法則を使った法が効果的です。

SDS法を使ったWebライティングの例文

<画像>SDS法を使ったWebライティングの例文

SDS法では「要点→詳細→要点」の順に文章を書いていきます。

以下はSDS法のわかりやすい例文です。

【S】プレゼンや自己PRにはSDS法を利用するのが効果的です。

【D】SDS法は「要点」「詳細」「要点」の3つの構成から成り立っており、相手は要点を理解したうえで詳細を聞くことができます。

また、SDS法は要点よりも詳細に重点を置くため、自分の経験や事例などを伝えることで相手を惹きつける効果も期待できます。

【S】そのため、プレゼンや自己PRに最適なのです。

【S】読者を動かす記事を書くポイントは以下の3つです。

【D】

①行動するメリットを伝える

②読者の不安要素を全て取り除く

③読者の背中を押す

【S】メリットを伝えるだけでは行動してもらえないので、あらゆる不安要素を潰し、最後に背中を押すことで効果的に行動を促すことができます。

SDS法は、書く順番さえ覚えてしまえばスムーズにライティングができるので、文章を書くのが苦手な人でもわかりやすい記事を書くことができます。

SDS法とPREP法の違い・使い分け

<画像>SDS法とPREP法の使い分け

SDS法とPREP法の大きな違いは、どこに重点を置いているかという点です。

SDS法は詳細が重点となるのに対し、PREP法は結論が重点となります。

そのため、PREP法は主張が強く感じられるんですね。

また、SDS法は3部構成と少ないため、初心者Webライターやテンプレートに慣れていない人でも使いやすくなっています。

つまりSDS法は、書き手にとっても読者にとってもシンプルでわかりやすいのです。

PREP法 SDS法
構成 ・Point(結論)
・Reason(理由)
・Example(具体例)
・Point(結論)
・Summary(要点)
・Details(詳細)
・Summary(要点)
重点 結論 詳細
効果的な媒体・シーン ・ビジネスシーン
・PR記事
・コラム
・ニュースなど
・エッセイ
・スピーチ
・自己PR
・レビュー記事など

SDS法のメリットとデメリット まとめ

<画像>SDS法のメリットとデメリット まとめ

今回はSDS法のメリット・デメリット、書き方についてご紹介しました。

SDS法はかりやすい記事を書くのに最適なテンプレートであるとともに、構成も3つと少ないため、初心者Webライターでも十分使いこなすことができます。

ただし、PREP法に比べて主張が弱めなので、媒体や利用シーンに合わせて上手く使い分けるようにしましょう。

こちらの「現役プロライターが教えるWebライティング講座(初級編): 〜文章で月5万円を稼ぐ方法〜」では、クライアントが依頼したくなるプロフィールの作り方提案文の書き方などを、より実践的に解説しています。

文章で月5万円稼ぐための知識がすべて詰まっているので、未経験もしくは初心者Webライターはこちらもぜひ参考にしてみてくださいね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました