ビットコインって、なんであんなに話題になってるんだろう…。
ビットコインを買う人が増えているけど、一体どんなメリットがあるの?
こんにちは、バスタニです。
2020年の年末あたりからビットコインの高騰が始まり、再び盛り上がりを見せていますよね。
私もビットコインを保有していますが、最近のビットコインは勢いが良すぎてちょっと怖いですw
今まで仮想通貨に興味がなかった人も、「私も買ってみよう!」と思うのではないでしょうか。
しかし仮想通貨は、私たちが普段使ってる法定通貨(日本円)とは全く概念が異なります。
これを理解しないまま購入するのはとても危険なので、まずは基本的な知識を知ることが大切です。
そこで今回は、ビットコインの仕組みや保有するメリットについてご紹介します。
この記事を読めば、ビットコインがどんな通貨なのかを理解することができますよ!
そもそも仮想通貨(暗号通貨)ってなに?
仮想通貨とは、デジタル空間のみに存在する電子データ資のお金です。
実在しないので財布に入れたり、指を舐めて数えたりすることはできませんが、インターネット上で送金や決済を行うことができます。
つまり、インターネット上で使えるお金ということです。
とはいえ、仮想通貨は電子マネーやクレジットカードと違って国や銀行、管理会社などを介しません。
そのため、
- 世界共通通貨
- 手数料無料(もしくは安い)
- 瞬時に送金・決済できる
といった特徴があります。
また、仮想通貨はブロックチェーンと呼ばれる改ざん不可能な技術の上に成り立っている通貨なので、セキュリティも万全!
ニュースなどで見かける「仮想通貨流出事件」というのは、仮想通貨を管理している取引所のセキュリティが原因なので、仮想通貨自体には何ら問題はありません。
2021年2月現在、仮想通貨の種類は1,500種類以上あって、その中の主流通貨がビットコインです。
ビットコイン(BTC)とは
ビットコインは最初に誕生した仮想通貨で、2009年にSatoshi Nakamoto (サトシ ナカモト)という人物が書いた論文によって誕生しました。
第三者を介さない(非中央債権)決済を目的に開発されたため、誕生以降はビットコインで決済できるサービスやお店も増えてきています。
また、ビットコインは数ある仮想通貨の中でもっとも価値の高い通貨となっており、時価総額ランキングは常に1位。
そのため人気も絶大で、「仮想通貨=ビットコイン」と認識している人も多いと思います。
出典:coingecko
ビットコイン(BTC)の特徴と仕組み
現在、ブロックチェーン上には1,500種類以上の仮想通貨が存在していますが、それぞれ通貨の開発目的や特徴、仕組みなどが異なります。
ここでは、ビットコインの特徴と仕組みについて見ていきましょう。
管理者がいない
ビットコインは国や銀行によって発行されるものではなく、すべてシステムで運用されています。
そのため、株式会社ビットコイン(仮)みたいな管理者は存在しません。
ビットコインの取引は個人間(P2P)で行われるので、安い手数料で、瞬時に送金・決済することができるんですね。
世界中に送金できる
ビットコインには管理者がいないので、国や銀行の規制などもなく、世界中で決済・送金することが可能です。
また、ビットコインを含む仮想通貨は世界共通通貨なので、わざわざ現地の紙幣へ両替する必要がなく、ウォレットからそのまま利用できます。
マイニングによって検証されている
ビットコインの取引は個人間で行われていると解説しましたが、厳密にはマイニングによって検証されています。
マイニングとは、ビットコインの取引が正しく行われているかを検証する作業のこと。
例えば、あなたがビットコインの購入ボタンを押すと、マイニングをする第三者(マイナー)による検証が行われ、正しい取引と判断されればそのまま購入できます。
逆に、万が一正しくないと判断された場合は、あなたの購入申請が取り消されます。
ビットコインの購入ボタンを押す(申請)
↓
マイニングによる検証
↓
正しい取引と判断
↓
購入完了(購入金額が反映される)
ちなみに、ブロックチェーンでは取引データのことを「トランザクション」と呼び、それぞれのトランザクションをまとめて1つのブロックが作られます。
このブロックにはいつ、誰が、そのくらいの量を取引したかという情報が書き込まれていて、これをマイナーが検証・承認していく仕組みです。
発行上限は2,100万枚
ビットコインの発行枚数は2,100万枚と決められています。
発行枚数はビットコインのプログラムに組み込まれているため、これ以上発行されることはありません。
これはインフレ防止を考慮したもので、必要以上の通貨を流通させて通貨の価値が下がってしまうのを防ぐのが目的です。
半減期は4年に1回
半減期とは、マイニングの報酬が半分になる時期のことをいいます。
ビットコインはマイニングによって検証されていますが、マイニングをしたマイナーは報酬がもらえる仕組みになっているんです。
そのため、マイナーにとっては残念な時期となりますが、半減期はビットコインの新規発行が半減する時期でもあり、半減期によって供給スピードがコントロールされています。
ビットコインの半減期は4年に1度と決まっていて、前回は2020年の5月に半減期を迎えました。
ハードフォークが行われている
ハードフォークというのは仮想通貨の分裂です。
具体的には、ビットコインのブロックチェーンが2本に分かれ、分裂した1本で新しい通貨を誕生させます。
そのため、新しく誕生した通貨はビットコインと特性が似ているのが特徴です。
ビットコインはこれまでに数々のハードフォークを行っていて、有名な通貨ではビットコインキャッシュがあります。
- ビットコインキャッシュ・・・2017年8月
- ビットコインゴールド・・・2017年10月
- ビットコインダイヤモンド・・・2017年11月
- スーパービットコイン・・・2017年12月
- ライトニングビットコイン・・・2017年12月
- ビットコインゴッド・・・2017年12月
- ビットコインシルバー・・・2018年1月
- ビットコインプライベート・・・2018年2月
ハードフォークが行われる理由は、ビットコインにバージョンアップが生じるためです。
取引量が増えると現状バーションでは円滑な取引が難しくなってくるため、ハードフォークによってバージョンアップを行っているんですね。
ビットコイン(BTC)を保有するメリット
さて、ビットコインがどんな通貨か理解できたところで、次の問題となるのが「持ってるとどうなるの?」って部分ですよね。
ビットコインを保有するメリットは大きく3つです。
メリット1. 利益になる可能性が高い
ビットコインを保有する最大のメリットは、利益になる可能性が高いことです。
ビットコインの発行枚数は2,100枚と決められていて、上限に達するのは2140年頃だといわれています。
まだまだ先の話ではありますが、ビットコインの希少価値は確実に上がっていくため、長く保有していれば利益になる可能性が高いんですね。
また、仮想通貨はまだまだ発展途中の段階です。
そのため今後の将来性も期待されており、世界中の投資家に注目されています。
メリット2. そのまま決済できる
ビットコイン決済を導入しているECサイトやお店では、ビットコインを使って決済することが可能です。
そのため、ビットコイン取引で得た利益でそのまま決済することができます。
また、海外旅行などにいく際は両替が不要になるほか、現地通貨とのレートも気にする必要がありません。
メリット3. 直接送金ができる
ビットコインにはP2P(ピアツーピア)技術が採用されているので、個人間の送金にも最適です。
たとえば、外国にいる家族や知人へ送金するとなると銀行を介す必要があるので、下手すると1週間以上かかったりします。
手数料も数千円とかなり高いですよね。
しかし、ビットコインを送金すれば基本10分ほどで送金できますし、手数料も無料(もしくは安値)なので、ストレスが大幅に軽減されます。
ビットコイン(BTC)を保有する際の注意点
将来性があって利益になる可能性が高いビットコインですが、その分デメリットもあります。
もしビットコインの購入を考えているのであれば、これらの注意点をしっかりと理解しておくことが大切です!
注意1. 変動が激しい
ビットコインの相場は常に変化しており、その動きは為替の10倍ともいわれています。
つまり、値動きが激しいということ。
うまく取引できでば短期間で大きな利益を狙えますが、一歩タイミングを間違えると損をする可能性もあります。
そのため、取引は慎重に行いましょう。
注意2. 決済できる場所が少ない
ビットコインは決済にも利用できますが、決済できるお店が少ないというのが現状です。
ECサイトに関しては比較的多いですが、実店舗におけるビットコイン決済の普及にはまだまだ時間がかかりそうです。
ちなみに、ビットコイン決済ができるECサイトや実店舗は以下のサイトから確認できるので、ぜひ参考にしてみてください。
注意3. 資産を失うリスクもある
ビットコインを保有するいちばんのリスクは、資産を失う可能性があるということ。
ビットコインを長期間保有して利益を増やしていく場合はまだいいのですが、ビットコインを使ったレバレッジ取引や仮想通貨FXは、全資産を失う恐れがあるので注意が必要です。
こればビットコインに限らず、投資全般に言えることですけどね。
もちろん、うまく取引すれば大きな利益が得られます。
レバレッジ取引や仮想通貨FXをする場合は、こういったリスクを前提に取引を行いましょう。
まとめ
今回は、ビットコインの仕組みと保有するメリットについてご紹介しました。
ビットコインには
- 管理者がいない
- 世界中に送金できる
- マイニングによって検証されている
- 発行上限は2,100万枚
- ハードフォークが行われている
といった特徴があり、改ざん不可能なブロックチェーンの上で成り立っています。
発行枚数に上限があるとともに、将来性が期待されていることから、ビットコインの価値は今後も上昇していく可能性が高いです。
とはいえ、初心者が安易に手を出すのは危険なので、まずは少額を購入し、少しずつ仮想通貨に慣れていきましょう!
ビットコインの投資方法についてもっと具体的に学びたいという人は、仮想通貨大好きイケハヤさんの本がとってもわかりやすいのでおすすめです!初心者でもサクッと読める内容になっているので、ぜひ読んでみてください!
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