coinbaseの日本版では何ができるの?
coinbaseのサービス内容や登録方法について教えてほしい!
こんにちは、バスタニです。
2021年8月19日、coinbaseが日本に上陸しましたね!
これまでcoinbaseは海外取引所という括りになっていたのですが、これからは日本版coinbaseが利用できることになります。
まだローンチされたばかりなので内容は初心者向けですが、今後は上級者向けのサービスも徐々に取り入れていくのだそう。
また、coinbaseはセキュリティが高く評価されているほか、保険契約も締結しているので、安心して資産を預けることができるんです。
そこで今回は、coinbaseの詳しいサービス内容と登録・口座開設の方法をご紹介します。
この記事を読めば、あなたも今日からcoinbaseで取引を始めることができますよ!
coinbase(コインベース)ってどんな取引所?
coincaseは、Coinbase Global. Inc(コンベース・グローバル)の日本法人が運営する仮想通貨取引所です。
これまでcoincaseはアメリカの取引所として知られていましたが、現在は世界100ヵ国以上でサービスを展開しており、日本でも2021年8月19日からサービス開始となりました。
もともとセキュリティに力を入れているだけあって、日本の運営でも世界最高レベルの安全性と、初心者でも手軽に使用できる操作性を掲げています。
また、金融庁に登録済みという点も安心のポイントといえるでしょう。
運営元 | Coinbase株式会社(Coinbase K.K.) |
代表取締役 | 北澤 直 |
設立 | 2016年 1 月 21 日 |
資本金 | 3 億3251万2536円 |
所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-6-1大手町ビル4階 Finolab |
登録 | 暗号資産交換業者登録(登録番号 関東財務局長 第00028号) |
1. 取引の種類
2021年8月現在、coinbaseで利用できる取引は現物取引のみとなっています。
- 日本円での仮想通貨購入
- 仮想通貨と仮想通貨の交換
2. 取扱通貨
coinbaseの取扱通貨は以下の5種類です。
まだローンチされたばかりということで主要通貨のみとなっていますが、今後は徐々に増やしていく予定とのこと。
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- LTC(ライトコイン)
- XLM(ステラー)
3. 手数料
coinbaseの手数料は取引手数料と出金手数料の2種類です。
取引手数料
仮想通貨の購入、および売却の際に約1.99%の手数料がかかります。
ただし、取引額が2万円以下の場合は以下の手数料が適用されるので気をつけましょう。
取引額 | 手数料 |
1,000円以下 | 99円 |
1,000〜2,500円 | 149円 |
2,500〜5,000円 | 199円 |
5,000〜20,000円 | 299円 |
また、仮想通貨の交換においては最大2%の手数料がかかります。
出金手数料
日本円の出金手数料は以下のとおりです。
3万円未満の出金 | 3万円以上の出金 | |
三菱UFJ銀行の口座宛て | 110円 | 330円 |
coinbase(コインベース)5つの特徴
coinbaseはローンチされたばかりなのでやや不便に感じる人も多いと思いますが、本領発揮はこれからです。
今後は取扱通貨や取引の種類なども増えていくことが期待できるほか、以下のような特徴があることから、日本人が安心して利用できる取引所だといえるでしょう。
特徴1. 世界最大級の仮想通貨取引所
coinbaseは世界100ヵ国以上でサービスを展開している、世界最大級の仮想通貨取引所です。
国内No.1のユーザー数を誇るbitFlyerのユーザー数が250万人であるのに対し、coinbaseのユーザー数はなんと6,800万人超え。
これだけでも人気と信頼性の高さがわかりますよね。
また、設立も2012年と他の取引所よりも早く、仮想通貨のノウハウが蓄積された取引所としても高く評価されています。
特徴2. 金融庁登録済み
coinbaseは日本国内の暗号資産交換業者に登録済みです。
coinbaseは以前より日本進出を計画していたため、着々と準備を進めてきたんですね。
その証拠に、金融庁は2021年6月の段階で登録を認めています。
登録されたときはcoinbaseの時価総額が約11兆円を超え、世界中のメディアでも話題にもなりました。
特徴3. 入出金できるのは三菱UFJ銀行のみ
現状coinbaseは三菱UFJ銀行にしか対応していません。
なので、coinbaseに日本円を入出金する場合は三菱UFJ銀行の口座を開設する必要があります。
もちろん今後は提携銀行も増えていくでしょうが、今現在は三菱UFJ銀行の口座を持っている人、もしくは仮想通貨で入出金したい人向けだといえます。
特徴4. 世界最高レベルの安全性
coinbaseはセキュリティの高さでも有名な取引所です。
顧客資産の98%をオフラインで保管しているほか、通信データ(SSL)、ウォレット(AES-256)がともに暗号化されています。
また、coinbaseでは7,000名の開発者が在籍しており、日本での運営においても世界最高レベルの安全性を掲げています。
特徴5. 保険契約を締結している
coinbaseでは、万が一ユーザーに資産を返却できなくなった場合に備えて、セキュアストレージにおける保険契約を締結しています。
つまり、coinbaseが膨大な資産を流出してしまったり、倒産したりした場合でも、預けた資産は返金されるということです。
このような保険契約は仮想通貨業界で初の試み。
そのため、それだけユーザーの安全性を重視していることがわかりますよね。
オフラインストレージ(コールドストレージ)以外のストレージのこと。
ただし、アカウントが詐欺的な行為によって乗っとられた場合は適用外なので、二段階認証やセキュリティキーは必ず設定しておきましょう。
coinbase(コインベース)の登録・新規口座開設方法
coinbaseの操作はとってもシンプルです。
以下の条件を満たしていれば、誰でも簡単に登録することができます。
- 登録・口座開設の条件
- 20歳以上の人
- 日本国内に在住で日本国籍を持っている人
- Step1.登録画面の表示
coinbaseの公式サイトへアクセスし、「口座開設」をクリックします。
- Step2.名前・メールアドレスを登録
姓、名、メールアドレス、パスワードを入力したら、利用規約とプライバシーポリシーを確認します。
特に問題がなければ同意の印を入れて「口座を開設する」をクリック。
- Step3.メール認証
すると、登録したメールアドレス宛に確認メールが届くので、本文に記載されている「メールアドレスの認証」をクリックしてください。
- Step4.携帯電話番号の登録
携帯電話番号を入力し「コードを送信する」をクリック。
*ちなみに、二段階認証を設定と書かれていますが、正確にはSMS認証の設定になります。
- Step5.確認事項のチェック
確認事項が表示されるので、すべての項目に印を入れて「送信」をクリックします。
- Step6.個人情報の入力
氏名、カナ、生年月日、郵便番号、住所を入力します。
ボックスに印を入れ「送信」をクリックしてくだい。
- Step7.本人確認書類の認証
最後に本人確認書類の画像とセルフィー画像をアップロードします。
本人確認書類- 運転免許証のみ
*現状、国際運転免許・運転経歴証明書・マイナンバーカードなどは使用できません。
その後、coinbaseから承認のメールが届いたら登録完了です。
二段階認証設定
coinbaseで使用できる二段階認証アプリは以下の3種類になります。
- Step1.セキュリティ画面の表示
ログイン後、画面右上にあるアカウントマークをクリックし、出てきたメニューから「設定」を選択します。
- Step2.二段階認証の設定画面を表示
画面上部の「セキュリティ」タブを選択し、「認証システム」の部分にある「選択」をクリックしてください。
- Step3.SMS認証
するとSMSが届くので、本文に表示されている認証コードを入力し「確認」をクリック。
- Step4.QRコードの読み取り
二段階認証アプリを開き、画面のQRコードを読み取ります。
するとcoinbase用の認証コードが表示されるので、それを画面に入力して「有効にする」をクリックすれば設定は完了です。
coinbase(コインベース)の登録・新規口座開設 まとめ
今回はcoinbaseの概要と特徴、登録方法についてご紹介しました。
coinbaseは世界最大級の取引所として絶大な人気を誇っていますが、これまでは日本在住者の利用は禁止されていました。
しかし、現在は晴れて金融庁お墨付きの日本人向け取引所となったため、仮想通貨取引を堂々と楽しむことができます。
まだリリース直後で使いづらい点はありますが、これから上級者向けのサービスも取り入れていくようなので、ぜひこの機会に登録を済ませておきましょう!
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