海外仮想通貨取引所を使っている人も多いけど、日本人が使うメリットあるの?
海外取引所ってなんか不安で、なかなか手が出せないのよね。
こんにちは、バスタ二です。
海外仮想通貨取引所は「手数料が安い」「取り扱い通貨が豊富」なんて言われていますよね。
しかし、日本の安全性を知っている私たち日本人にとっては、やや(もしくはかなり)不安が残るかもしれません。
また、言語や使い勝手の違いなどもあるなか、わざわざ海外取引所を使う人は少ないと思います。
ですが、国内取引所って本当に安全なのでしょうか?
最近は日本語に対応している海外取引所も多いですし、なにより借金のリスクがないんです。
これ、仮想通貨取引においてすごく重要なことですよね?
そこで今回は、海外仮想通貨取引所を日本人が利用するメリット・デメリットについてご紹介します。
この記事を読めば、海外仮想通貨取引所を使う日本人が多い理由が明確になりますよ!
海外取引所と国内取引所の主な違い
海外取引所と国内取引所では運営事業者の拠点が異なりますが、そのほかにもさまざまま違いがあります。
もちろん、すべての取引所というわけではありませんが、海外取引所と国内取引所の主な違いは以下の7つです。
- 取り扱い通貨
- 手数料
- 取引の種類
- レバレッジ
- 追証
- ゼロカットシステム
- 言語
1.取り扱い通貨
一般的に、海外取引所は取り扱い通貨が豊富です。
2021年3月現在、国内取引所で取り扱い通貨がいちばん多いのはCoincheckの15種類。
これに対し、世界トップクラスの人気を誇る海外取引所のBINANCEでは、およそ260種類もの仮想通貨を取り扱っています。
この差は圧倒的ですよね!
海外取引所の中には取り扱い通貨が10種類以下と少ないところもありますが、それ以外は数十〜数百種類というのが一般的になります。
- 海外取引所・・・数十〜数百種類が基本
- 国内取引所・・・最多はCoincheckの15種類
2.手数料
仮想通貨取引において手数料はとても重要なポイントとなりますが、海外取引所は国内取引所に比べて手数料が安いです。
海外取引所には「販売所」がなく、すべての取引が取引所形式で行われます。
また、見えない手数料と言われるスプレッドも狭めなので、結構違ってくるんですね。
さらに、海外取引所にはマイナス手数料が普通にあるので、取引所によっては取引するたびに手数料が受け取れたりします。
- 海外取引所・・・かなり安い + マイナス手数料あり
- 国内取引所・・・手数料・スプレッドともに割高
3.取引の種類
仮想通貨取引にはいろいろな種類があるのをご存知でしょうか?
国内取引所においていは「現物取引」と「仮想通貨FX」の2種類になりますが、海外取引所では
- 現物取引
- 仮想通貨FX
- 先物取引
- P2P
- オプション取引
- OTC(店頭取引)
- パーペチュアルスワップ
などの取引を利用することができます。
これらの取引は使い方次第でグッと稼ぎやすくなるので、上級者は海外取引所を使う人が多いんですね。
4.レバレッジ
国内取引所の最大レバレッジは4倍です。
以前は数十倍なんてところもあったのですが、金融庁の規制により現在は4倍までと決められています。
一方、海外取引所は規制に関係ありませんから、数十倍〜数百倍というのが一般的です。
- 海外取引所・・・数十倍〜数百倍
- 国内取引所・・・4倍
5.追証
追証とは、追加証拠金のことです。
国内取引所には追証があり、含み損が大きくなると、最初に預けた証拠金とは別に追証が請求されます。
これは、強制ロスカットを回避するためのセーフティー対策として導入されているのですが、含み損が一定の割合に達する度に請求されるので、気がつくと結構な出費になっていたりします。
しかし、海外取引所では追証がないところが多く、証拠金としてお金を預けるのは最初の1回だけです。
- 海外取引所・・・ないところがほとんど
- 国内取引所・・・ある
6.ゼロカットシステム
ゼロカットシステムとは、証拠金以上の損失を発生させないための施策になります。
通常、強制ロスカットはシステムによって自動で実施されます。
しかし、相場の変動が激しいときなどはシステムによる実施が間に合わず、預けた証拠金以上の損失を負ってしまうケースがあるのです。
そんなときゼロカットシステムがあると、証拠金の上回った分の損失を取引所が負担してくれます。
つまり、借金を負うリスクがなくなるんですね。
国内取引所では、金融庁の規制によりゼロカットシステムを採用している取引所はありません。
これに対し、大手海外取引所ではゼロカットシステムを採用しているところがほとんどになります。
- 海外取引所・・・大手取引所ではほとんど採用されている
- 国内取引所・・・ない
7.言語
当然ですが、国内取引所は日本語表記および日本語のサポートを受けることができますよね。
しかし、海外取引所は英語表記が基本です。
そのため、英語が苦手な人はややハードルが高く感じられると思います。
ただ、最近は日本語対応の海外取引所がとても増えていて、「初めての取引が海外取引所」という人も少なくありません。
- 海外取引所・・・基本は英語表記
- 国内取引所・・・日本語
海外仮想通貨取引所を日本人が使うメリット
日本人にとっては「国内取引所が安全で使いやすい」と感じるかもしれませんが、実は海外取引所にも大きなメリットがあるんです。
日本人が海外取引所を使うメリットは、主に以下の3つ。
- 借金のリスクがない
- 稼ぎやすい
- 使いやすい
メリット1. 借金のリスクがない
海外取引所は、「追証なし」「ゼロカットシステム採用」というところがたくさんあります。
大手取引所や日本でも人気の高い取引所は大抵そうです。
追証がなければ最初に預ける証拠金以外お金を払う必要がなく、ゼロカットシステムがあれば証拠金以上の損失は発生しません。
つまり、万が一強制ロスカットになってしまっても、失うのは最初に預けた証拠金のみということになりますよね!
追証・ゼロカットシステムがない国内取引所の場合、含み損が一定率を越える度に追証を支払う必要があり、強制ロスカットになれば支払った追証ごと失うことになります。
さらに、証拠金を越える損失が出てしまった場合も、取引所は負担してくれませんから、ユーザーが自分の資金から補填するしかないのです。
そう考えると、国内取引所って結構、いや、かなりリスクが高いことに気付きますよね。
メリット2. 稼ぎやすい
海外取引所はレバレッジが高いので、少ない資金で大きな利益を狙うことが可能です。
また、豪華なボーナスキャンペーンを実施しているところも多く、新規口座開設や入金でキャッシュバックを受けられることも。
それ以外にも、仮想通貨の貸し出しやDeFiといったサービスも充実しているので、国内取引所に比べて断然稼ぎやすい環境が整っているといえます。
メリット3. 使いやすい
仮想通貨取引において、チャート画面の使いやすさはかなり重要ですよね。
相場の動きはもちろん、インジケーターやラインなど、自分が見やすい状態になっているのが理想的です。
海外取引所ではチャート画面に「MT4」や「Trading View」を採用しているところが多く、カスタマイズ性がとても優れています。
中には取引所独自のチャート画面を採用しているところもありますが、国内取引所の独自チャートに比べると使い勝手は上です。
もちろん使いやすさには個人差があるので、一概には言えませんが…。
また、最近は日本語に対応した海外取引所も多いので、国内取引所感覚で利用できます。
海外仮想通貨取引所を日本人が使うデメリット
国内取引所に比べて安全面や稼ぎやすさなどが優れている海外取引所ですが、もちろん良いことばかりではありません。
人によってはデメリットになる部分もあるので、それを踏まえたうえで利用する必要があります。
海外取引所の主なデメリットとなるのが、以下の2つです。
- 日本語に対応していない場合がある
- 日本円の入出金ができない
デメリット1. 日本語に対応していない場合がある
最近は日本語対応の海外取引所が増えてきていますが、海外取引所全体としてはごく一部。
そのため、使いたい取引所が日本語に対応していない…なんてことも少なくありません。
通訳アプリなどを活用すれば利用できないこともないですが、利用規約や細かなルールの確認、トラブル時の問い合わせなどはハードルが高くなるでしょう。
デメリット2. 日本円の入出金ができない
海外取引所では、日本円の入出金ができません。
法定通貨での入出金に対応している取引所もありますが、現状日本円に対応している取引所はないため、仮想通貨での入出金が基本です。
具体的には、一旦国内取引所で仮想通貨を購入して、そこから海外取引所へ送金することになります。
日本円で出金したい場合もその逆ですね。
慣れればどうってことありませんが、それが面倒で国内取引所を使っている人も少なくありません。
海外取引所ならBINANCE(バイナンス)がおすすめ!
海外取引所を利用するなら、個人的にはBINANCEがおすすめです。
その理由は以下。
- 世界トップクラスの人気を誇る取引所
- 取り扱い通貨が豊富
- 取引の種類が豊富
- 最大レバレッジ125倍
- 手数料が安め
- サーバーが強い
- 追証なし・ゼロカットシステム採用
- ユーザーファーストの対応
- 日本語に対応している
- 独自トークンやブロックチェーン、DeFiなどに積極的
- 実質日本円入金ができる(クレジットカード)
BINANCEは取り扱い通貨・取引の種類が豊富で、最大125倍のレバレッジも利用可能です。
追証なしのゼロカットシステム採用なので、初心者でも安心してハイレバレッジ取引を楽しむことができますよ!
また、BINANCEでは手数料を独自トークンのBNBで支払うと、最大半額まで割引になります。
そのため、他社と比べても安めなんですね。
ほかにも、クレジットカードで仮想通貨を購入できるので、実質日本円入金も可能です。
海外取引所が気になっている人は、ぜひBINANCEの使い心地を実感してみてください。
まとめ
今回は海外仮想通貨取引所と国内取引の違いと、海外取引所を日本人が使うメリット・デメリットについてご紹介しました。
「海外取引所は信用できない!」と思っていた人も、今回の比較で海外取引所の魅力がわかったと思います。
私も最初は国内取引所派でしたが、今は海外取引所をメインに利用しています。
とはいえ、実際の使い心地は使ってみないとわからないので、気になる取引所は一通り使ってみるのがおすすめです!
ビットコインの投資方法についてもっと具体的に学びたいという人は、仮想通貨大好きイケハヤさんの本がとってもわかりやすいのでおすすめです!初心者でもサクッと読める内容になっているので、ぜひ読んでみてください!
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