読者を惹きつけるリード文の書き方と3つのポイント

リード文 Webライティング

記事のリード文って、正直テキトーに書いちゃってるな…。

読者が記事を読んでくれるかどうかは、リード文で決まるといっても過言ではないのよ!

記事を執筆する際、必ず必要になるのがリード文ですよね。

本文と違って文字数は少ないものの、「何をどう書けばいいかわからない」という人は多いのではないでしょうか。

なかには「本文さえしっかりしていれば読んでもらえる」と考える人もいると思います。

しかし、世の中にはたくさんの記事が存在していますが、リード文がない記事はほとんどありません。

つまり、記事にはリード文が必要で、なくすことができないほど重要だということです。

実際、「リード文で記事の8割が決まる」とも言われています。

そこで今回は、リード文の重要性や書き方、読まれるリード文のポイントについてご紹介していきます。

最後まで読めば、読者を惹きつける質の高いリード文が書けるようになりますよ!




リード文の重要性

<画像>リード文の重要性

冒頭でもお伝えしたように、リード文は読者に記事を読んでもらうための重要な要素となります。

なぜなら、リード文にはコンセプト記事内容記事を読むメリットなどが凝縮されているから。

リード文の質が悪ければ、当然その先の文章も読んでもらえません。

そのため、記事を最後まで読んでもらうためには、リード文でどれだけ読者を惹きつけられるかがポイントになります。

また、リード文を充実させれば記事の質も自然と上がるので、SEO的な効果も期待できます。

リード文の質を上げる3つのポイント

<画像>リード文の質を上げる3つのポイント

リード文の段階で読者を惹きつけるポイントは、主に以下の3つです。

リード文を書くときのポイント
  1. 500文字以内で書く
  2. 記事の要点が理解できる内容にする
  3. 結論を書く

ポイント1. 500文字以内で書く

前提として、長すぎるリード文はNGです。

リード文は、少ない文字数で内容を凝縮させるところに意味があります。

たとえばリード文が1,000文字だった場合、あなたならリード文を読み終えた後に本文も読もうと思いますか?

おそらく多くの人は、リード文を読んだだけでお腹一杯になってしまうでしょう。

これでリード文の質が悪いとなれば読むだけでも疲れるので、半分も読んでもらえないと思います。

ということで、200~300文字以内で書くのが理想的。

多くても500文字以内で収めるようにしましょう。

ポイント2. 記事の要点が理解できる内容にする

読者は、前提知識がある状態で記事を読むことで内容をより理解しやすくなります。

逆に、前提知識がない状態だと記事の内容を十分理解できず、何度も読み返さなくてはなりません。

この場合、読者の満足度は前者の方が断然高いですよね。

また、記事の内容を理解できれば、その分売り上げや成果にもつながりやすくなります。

そのため、リード文の時点で読者に要点を理解させることが大切なのです。

ポイント3. 結論を書く

Webライティングでは、

結論

理由

という順で文章を書くのが大原則です。

そして、これはリード文にも当てはまります。

一昔前までは「結論は本文を読んでからのお楽しみ」的な書き方でも読んでもらえました。

しかし情報社会となる現在は読者も読む記事を選ぶため、最初に結論が分からないと読んでもらえないのです。

また、先述したように前提知識がないと読者の満足度も上がりません。

読まれるリード文の構成

<画像>読まれるリード文の構成

本文に構成があるように、リード文にも構成があります。

読者を惹きつけるリード文の構成は以下です。

読者を惹きつけるリード文の構成
  1. 共感
  2. 問題提起
  3. 実績
  4. 記事の内容
  5. メリット
  6. 結論

1.共感

読者を惹きつけるために、まず共感を得ます。

最初に共感を得た文章というのは、最後まで読まれる傾向があります。

ただし、読者を惹きつけるためにはリアルな共感文である必要があるため、読者の悩みをしっかりとリサーチしましょう。

  • どんなことで悩んでいるのか
  • どんな言葉が響くのか

といったことを意識すると、リアルな共感文が書きやすくなります。

また、共感文は箇条書きでもOKです。

2.問題提起

読者の共感を得たら、今度は具体的な問題を投げかけます。

これにより、読者の問題解決意識が強まり、記事を最後までじっくり読んでもらいやすくなるのです。

また、アフィリエイト記事などの場合は、成果にもつながりやすくなります。

さらに、現状抱えている問題だけでなく、問題が起きた背景まで書くことで読者の危機感を仰ぐことができます。

3.実績

読者の信頼度は書き手によって大きく変わります。

たとえば、以下2人の書き手がリード文の書き方を解説する場合、どちらが信頼できるでしょうか。

月10万円を稼ぐブロガー VS 月100万円を稼ぐ元出版社社員

おそらく、多くの人は「月100万円を稼ぐ元出版社社員」を選ぶと思います。

つまり、読者の信頼を得るためには経験や実績はしっかりアピールすることが大切なのです。

ただし、アピールが長くなり過ぎると何の記事だかわからなくなるので、できるだけ完結にまとめましょう。

4.記事の内容

記事にたどり着いた読者が知りたいのは「記事に何が書かれているか 」です。

読者は、書かれている内容によって読む・読まないを判断するため、本文の内容を魅力的な一文で伝えることが重要になります。

また、魅力的な一文とタイトルは一致させることが前提です。

タイトルと内容が一致していない場合、読者の期待を裏切ることになるため、満足度が低下してしまいます。

さらに、SEO的にも問題なので注意が必要です。

5.メリット

メリットとは、「この記事を読むとどうなるのか」ということです。

読者は問題を解決するために記事を読むため、問題解決は前提となっています。

そのため、

どんな問題が、どう解決するのか

を具体的に記載することで、メリットを強烈に感じてくれるのです。

リード文でメリットを感じれば、高い確率で最後まで読んでもらえますよね。

6.結論

結論がある記事なら、リード文にも結論を記載します。

たとえば

  • ○○することで××kg痩せた
  • ◇◇なので▲▲▲がおすすめ 

のように、もったいぶらずに具体的な結論を書くことが大切です。

なぜなら、最初に結論があることで読者の理解度・満足度が上がるから。

また、事前知識やメリットにもつながるので、最後まで読んでもらえる確率がグッと上がります。

読者を引き込むリード文の書き方

<画像>読者を引き込むリード文の書き方

ここでは、リード文の書き方について具体的に見ていきましょう。

以下は、リード文の構成をもとに作成したリード文です。

太字や赤字、マーカーの部分がそれぞれのポイントとなっています。

タイトル:30代の乾燥肌が驚くほど潤うおすすめ基礎化粧品5選

【1.共感】

  • 最近肌の調子が悪い…
  • 基礎化粧品を変えたいけど、どれを使えばいいかわからない
  • 少し高くてもいいから、本当に効果のあるものを教えてほしい

【2.問題提起】

自分に合った基礎化粧品を購入したつもりでも、実際に使ってみると「肌に合わない」「思ったような効果が得られない」というケースは少なくありません。

【3.実績】

私も、今でこそ自分に合った基礎化粧品に巡り合うことができましたが、それまでは何十回も失敗を繰り返していました。

しかし、そのおかげで効果の高い基礎化粧品を厳選できるようになったのも事実です。

【4.記事内容】

そこでこの記事では、30代乾燥肌のメカニズム取り入れるべき保湿成分、さらに潤い効果が高いおすすめ基礎化粧品5つをご紹介します。

【5.メリット】

この記事を読めば、今まで手探り状態だった人も納得の基礎化粧品を見つけることができますよ!

*この記事には結論がないので、【6.結論】は記載していません。

どうでしょうか。

このように、構成を真似するだけでもそれなりのリード文を書くことができます。

まとめ

<画像>まとめ

リード文は、記事の最初に読まれる重要な部分となります。

リード文が読まれなければそれ以降の文章も読んでもらえないため、ある意味本文よりも難易度が高いといえるでしょう。

とはいえ、リード文にも構成があり、今回紹介した構成で書けば誰でも読まれるリード文を書くことが可能です。

また、逆に言えばリード文さえしっかりしていれば記事の質も上がります。

これによりSEO効果も期待できるので、今日からはリード文をしっかりと作り込んでいきましょう!




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