コインチェックは手数料が高いって聞くけど本当なのかな。
コインチェックの手数料を安くする方法はないの?
こんにちは、バスタニです。
取引所を選ぶ際は手数料を重視するものですよね。
手数料は資金を動かすたびに発生するものなので、利益を最大にするには手数料をできるだけ安く抑えることが大切です。
ただし、無料だからといって手数料を抑えられるとは限りません。
手数料無料の取引所よりも「手数料が高い」と言われている取引所の方が安かったりするので、細かい部分までしっかりと確認する必要があります。
そこで今回は、Coincheckの手数料についてご紹介します。
この記事を読めば、Coinchekの手数料を最小限に安くすることができますよ!
Coincheck (コインチェック)の手数料一覧
Coincheckで発生する手数料は以下の3種類です。
- 入金手数料
- 出金手数料
- 取引手数料
一見シンプルに思えますが、Coincheckには取引所と販売所があり、それぞれ手数料が異なります。
入出金についても方法や通貨によって手数料が変わってくるので、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
また、これらの手数料以外に、
- スプレッド
が存在します。
スプレッドとは買値と売値の差額のことで、買値より売値の方が高く設定されています。
つまり、買値と同じ価格で売却すると損をするということです。
スプレッドは「見えない手数料」とも言われていて、手数料が安い取引所はスプレッドが広く設定されている傾向にあります。
そのため、取引所の手数料を比較する際はスプレッドを含めて考えることが重要です。
Coincheck (コインチェック)の入金手数料
Coincheckでは日本円と仮想通貨を入金することが可能です。
どちらで入金するか、また、日本円の場合はどうやって入金するかで手数料が変わります。
日本円を入金する場合
日本円を入金する方法は以下の3種類になります。
入金方法 | 手数料 | 限度額 |
銀行振込 | 無料 | ー |
コンビニ入金 | ・3万円未満:770円 ・3〜30万円以下:1,018円 |
・1回あたり30万円 ・3日間で99万9,999円 |
クイック入金 | ・3万円未満:770円 ・3〜50万円未満:1,018円 ・50万円以上:入金額 × 0.11% + 495 円 |
・1回あたり99万9,999円 ・1日で1,000万9円 |
銀行振込の場合、銀行側の振込手数料は自己負担となります。
また、コンビニ入金とクイック入金の手数料は入金額から差し引かれる仕組みです。
仮想通貨を入金する場合
仮想通貨の入金手数料は無料です。
Coincheckの取扱通貨であればどの銘柄でも入金できますが、通貨によってはメモやタグの入力が必要になるので注意しましょう。
入金できる銘柄は以下です。
通貨 | メモ・タグ |
Bitcoin | ー |
Ethereum | ー |
Ethereum Classic | ー |
LISK | ー |
Factom | ー |
Ripple | ○ |
NEM | ○ |
Litecoin | ー |
Bitcoin Cash | ー |
Monacoin | ー |
Stellar Lumens | ○ |
Qtum | ー |
Basic Attentioin Token | ー |
IOST | ○ |
Enjin Coin | ー |
OMG | ー |
Coincheck (コインチェック)の出金手数料
Coincheckでは日本円と仮想通貨のどちらでも出金することが可能です。
・仮想通貨出金・・・仮想通貨を別のウォレットへ送金
日本円を出金する場合
日本円の出金手数料は、出金額にかかわらず一律407円です。
出金は1円以上から可能で、1回あたり5,000万円まで出金することができます。
また、1日あたりの上限はありません。
仮想通貨を出金する場合
仮想通貨を送金する場合は、通貨によって異なる手数料が発生します。
ただし、Coincheckユーザー間の送金は無料です。
通貨 | 手数料 (ネットワーク手数料/送金手数料) |
Bitcoin | ネットワーク手数料によって変動
・0.0005 BTC未満/0.0005 BTC |
Ethereum | ネットワーク手数料によって変動
・0.005 ETH未満/0.005 ETH |
Ethereum Classic | 0.01 ETC |
LISK | 0.1 LSK |
Factom | 0.1 FCT |
Ripple | 0.15 XRP |
NEM | 0.5 XEM |
Litecoin | 0.001 LTC |
Bitcoin Cash | 0.001 BCH |
Monacoin | 0.001 MONA |
Stellar Lumens | 0.01 XLM |
Qtum | 0.01 QTUM |
Basic Attentioin Token | ネットワーク手数料によって変動 |
IOST | 1.0 IOST |
Enjin Coin | ネットワーク手数料によって変動 |
OMG | ネットワーク手数料によって変動 |
Coincheck (コインチェック)の取引手数料
2021年7月現在、Coincheckで利用できるのは現物取引のみです。
ただし、Coincheckには取引所と販売所があって、どちらを利用するかで手数料も変わってきます。
取引所
取引所とは、Coincheckのユーザー同士で売買するプラットフォームになります。
仮想通貨を買いたい場合、希望の数量や価格で注文し、その条件で売りたいユーザーがいた場合に取引が成立する仕組みです。
取引所を利用した場合の取引手数料は、テイカー・メイカーともに無料となっています。
販売所
販売所は、Coincheckと売買を行うプラットフォームです。
仮想通貨を買いたい場合、希望の数量や価格で注文すれば、そのまま仮想通貨を購入することができます。
取引手数料は無料ですが、販売所にはスプレッドがあります。
スプレッドは価格の急変時や市場の流動性などにより、0.1〜5%になることもあるので注意が必要です。
Coincheck (コインチェック)の手数料を他社と比較
取引所の手数料で気になるのが「安いかどうか」ですよね。
Coincheckの手数料が安いのかどうか、ここではビットコインの手数料を他の取引所と比較してみました。
Coincheck |
bitFlyer | GMOコイン | DMM Bitcoin | |
入金 |
【日本円】 【仮想通貨】 |
【日本円】 【仮想通貨】 |
無料 | 無料 |
出金 | 407円 | ・三井住友銀行の場合:220〜440円 ・三井住友銀行以外の場合:550〜770円 |
無料 | 無料 |
送金 | 仮想通貨によって異なる | 仮想通貨によって異なる | 無料 | 無料 |
取引 | 無料 | 0.01〜0.15% *取引量によって異なる |
・販売所:0.01〜0.05% ・取引所:無料 |
無料 |
スプレッド | 販売所:0.1〜5% | ・販売所:平均3% ・取引所:平均0.1% |
・販売所:平均2% ・取引所:平均0.1% |
販売所:3〜5% |
こうして比較してみると、入出金や取引手数料が安い取引所はスプレッドが広いことがわかります。
Coincheckの手数料は全体的に安く、スプレッドも狭いといえるでしょう。
Coincheck (コインチェック)の手数料を安くする方法
ここまでCoincheckの手数料をご紹介してきましたが、手数料を安く抑えるコツは以下です。
- 日本円は口座振込で入金する
- 出金はある程度資金がまとまってから
- 取引は「取引所」を利用する
これらのコツを徹底すれば、Coincheckの手数料を出金手数料のみに抑えることができます。
しかも、むずかしいことをする必要もありませんので、ぜひ今日から意識してみてくださいね!
Coincheck (コインチェック)の手数料まとめ
今回はCoincheckの手数料についてご紹介しました。
Coincheckには
- 入金手数料
- 出金・送金手数料
- 取引手数料
- スプレッド
といった手数料がありますが、取引所を利用すれば出金手数料のみになります。
そのため、トータルで考えると他の取引所よりも手数料が安いといえるんですね。
ただし、販売所を利用する場合はスプレッドが発生するので、できるだけスプレッドが狭いタイミングを見計らって売買するのがおすすめです。
また、仮想通貨送金については通貨ごとに手数料が異なるため、事前に確認してから利用するようにしましょう。
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